一軍復帰を目指す戸郷が二軍戦で炎上した(写真はイメージ)
巨人の戸郷翔征投手が、ファームで未だもがいている。
昨年まで2年連続開幕投手を任され、24年にはノーヒットノーランも達成した若きエース。チームの中心としてローテーションを支えてきた存在が、現在は二軍での調整を余儀なくされている。
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そんな中で迎えた5日のファーム交流戦・ソフトバンク戦では、5回10安打7失点KO。かつての同僚・秋広優人にも一発を許すなど2本塁打を浴び、本来の投球とはかけ離れた結果となった。
これでファームでの防御率は8点台と、依然苦しい現実を突きつけられている背番号20。
昨季も開幕から不振が続いており、8勝ながら負け越しの9敗、防御率も前年24年の1.95から4.14と大きく悪化させていた。
復活を期す今季も開幕前から復調の兆しは見えていなかった。
オープン戦では3試合で計9イニングを投げ、9失点・防御率9.00。最終戦となった楽天戦では、わずか1イニングで3安打2死球4失点と崩れてしまった。
この結果を受け、首脳陣は開幕ローテーションどころか一軍メンバーから外す決断を下す。戸郷自身も「ルーキーと同じくらいの立ち位置」と語るなど、現状を厳しく受け止めるコメントをしていた。
ルーキーイヤーの19年から一軍デビューを果たし、翌20年に高卒2年目ながら早くも9勝を挙げた。22年から24年まで3年連続二桁勝利、2度の最多奪三振のタイトルを獲得するなど順調な成長曲線を描いてきた。
そんな戸郷にとって、昨年からの停滞はプロに入って初めて本格的な壁とも言え、まだ打ち破れずにいる。
二軍での時間は、“再構築”の期間として調整を進めているが、ここで何を掴み、何を取り戻すのか。
菅野智之(ロッキーズ)移籍後、巨人のエースの称号を受け継ぐため、正念場は続く。
記事/まるスポ編集部
