その才能がWBCで世界に知れ渡った種市篤暉投手(千葉ロッテ)
第6回WBCで快進撃を見せた侍ジャパンにおいて、いま最も世界から熱い視線を浴びているのが種市篤暉投手(千葉ロッテ)だろう。韓国戦での3者連続三振など圧巻の奪三振ショーを披露。Netflixの中継ではWBCスペシャルサポーターの二宮和也氏が「世界に見つかった瞬間に立ち会った」と称賛し、その名は一躍世界へと轟いた。
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八戸工大一高から2016年ドラフト6位で千葉ロッテに入団した種市篤暉投手は、150キロ台中盤の速球と落差の大きいフォークを武器とする本格派右腕。2020年秋にトミー・ジョン手術を受けたが、23年に自身初の2ケタ勝利を挙げて完全復活。続く24年には自身初の規定投球回に到達し、25年9・10月期には初の月間MVPを受賞するなど、いま最も勢いに乗っている右腕の一人だ。
3月20日放送の文化放送の番組に出演した、前ロッテ監督・元日本代表投手コーチの吉井理人氏は、種市投手の潜在能力について驚きの秘話を明かした。
ロッテ監督時代、大谷翔平の同僚となった佐々木朗希を視察に来たメジャースカウトに対し、吉井氏は「種市の方がいいですよ」「良くなるから見といてください」と密かに売り込んでいたという。
種市投手の魅力とは、一体何なのか?吉井氏は彼のマウンドでの姿勢にあると言い「打者に向かっていく姿勢が前面に出る」と、その闘争心を高く評価していた。当時はさらなる成長を期待してあえて褒めなかったというが、今大会で3試合7奪三振、防御率2.25という結果を残した愛弟子の飛躍に、現在は「心から応援している」と目を細める。
国際大会で圧巻の投球を見せた種市投手。吉井前監督が早くから見抜いていたその才能が海を渡る日も、そう遠くないのかもしれない。
記事/おかだみゆき
編集/まるスポ編集部
