ネルソン・クルーズGMが放った“不敵な一言”が波紋を…
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝。優勝候補の大本命、ドミニカ共和国が韓国を10-0(7回コールド)という衝撃的なスコアで圧倒し、ベスト4一番乗りを決めた。MLBのスター軍団が額面通りの力を見せつけた形だが、今、ファンの間で改めて議論を呼んでいるのは、試合前にドミニカのネルソン・クルーズGMが放った「ある一言」だ。
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「今の相手は韓国」に隠された静かなる抗議
事の発端は、準々決勝を前にした会見だった。記者から大会のルール上、日本と米国が決勝まで対戦しないことについて質問が飛んだ。
これに対しクルーズGMは「我々は目の前のことに集中している。今の相手は韓国だ」と短く答えた。
一見すると、目前の一戦に集中するスポーツマンシップに則った回答に聞こえる。しかし、この「明言を避けた」という事実こそが、ドミニカ陣営が抱く大会運営への冷ややかな視線を物語っている。
問われる大会の「品格」
前回2023年大会では、アメリカの1次ラウンド順位が確定した直後に組み合わせが変更され、メキシコ代表のベンジー・ジル監督が「100%不利になる」と猛抗議する事態も起きた。
主催者側からの明確な説明がないまま、特定の国が決勝まで当たらないよう調整されているかのような運用は、スポーツとしての公平性を損ないかねない。WBCが真に「世界最高峰の大会」としての権威を確立するためには、透明性の高いルール運用が不可欠である。
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「10-0」という回答。次は米国が標的に
結果としてドミニカは韓国を完膚なきまでに叩きのめした。先発サンチェスの快投、そして打線は中盤までに7点を奪い、最後はウェルズのサヨナラ3ランで幕を閉じるという、まさに「格の違い」を見せつける内容だった。
韓国を退けた今、クルーズGMが次に「集中」する相手は開催国・米国だ。前回の準優勝チームを倒し、ドミニカが2013年以来の頂点へ駆け上がろうとしている。
クルーズGMの沈黙から始まったこの騒動は準決勝での米国戦を前に、さらなる熱を帯びようとしている。
野球ファンは?
SNS上では、「完全な公平性を求めるのは難しい」「普通じゃ有り得ないゲームが観れる」「それも面白みの一つ」という現実的な意見や、「モヤモヤする」「ビジネス視点だ」「おかしなジャッジが起こらない事を願う」などの意見があがっていた。
記事/ミミ
編集/まるスポ編集部
