19年ドラ1で今季104試合に出場した佐藤が現役ドラフトで楽天へ(画像はイメージ)
9日に現役ドラフトが行われ、ソフトバンクからは佐藤直樹が楽天に移籍することになった。
社会人のJR西日本から19年ドラフト1位で入団し、23年オフには戦力外通告を受け、育成契約も味わった。しかし、そこから這い上がり24年途中に再び支配下登録の座を掴むと今季は104試合に出場。
打率.239・5本塁打・18打点といずれもキャリアハイの成績を残していた。
一報は休日のゴルフ中に知ったといい、球団を通じて「ドラフト1位で入団しながら大した結果を残せず申し訳ない気持ちですが、チームが変わっても応援していただけたら嬉しいです」などとコメントした。
日本一に輝いた層の厚いソフトバンクの外野陣ではレギュラーとはならなかったが、楽天ではチャンスはある。
過去にソフトバンクからは大竹耕太郎(阪神)、水谷瞬(日本ハム)と現役ドラフトから主力の座まで上っている選手もいる。
自主トレを共にした山川からはその素質を絶賛されており、自身も「(楽天で)レギュラーを取って、意味分からんぐらい打ちまくりたいです」と飛躍のきっかけにすることを誓った。
>>>環境が変わり覚醒のきっかけに。現役ドラフトでの成功例一覧
編集/まるスポ編集部
