LUXGO株式会社が、小学生から高校生の子どもを持つ保護者を対象に「子どものプログラミング教育に関する意識調査」を実施。AI技術の進化や大学入試「情報I」導入を背景に、子どもの将来に重要視されるスキルや、プログラミング学習への期待度が明らかとなった。

重要スキルは、コミュニケーション能力
子どもの将来に重要だと考えるスキルのトップは「コミュニケーション能力」で71.9%。次いで「論理的思考力・問題解決能力」が53.5%、「主体性・自己管理能力」が52.0%という結果に。
多くの保護者は子どもの将来にとって「コミュニケーション能力」が重要だと考えていることがわかる。

プログラミングの重要性 8割が認識
プログラミング学習の重要性については、「非常に重要」が22.7%、「ある程度重要」が58.3%。合計81.0%の保護者が程度の差こそあれ「重要」と回答した。
プログラミング学習への期待は、「論理的思考力・問題解決能力の向上」が50.2%と半数以上。次いで「創造性・表現力の育成」が44.4%、「将来のキャリア・進路の拡大」が42.0%という結果に。
AI技術の進化が子どもの将来の職業選択に与える影響について、プログラミング学習は子どもの将来の可能性を拡大するものとして肯定的に捉えているようだ。

AI進化は「選択肢を広げる」
将来就いてほしい職業では、「公務員・法律関連職」(37.5%)が最多。これに「クリエイティブ・エンターテイメント関連職」(35.7%)、「IT・エンジニア・科学技術関連職」(35.4%)が僅差で続く。IT関連職への期待が高いことの裏付けとなる結果となった。
また、子どものプログラミング学習にかける月々の費用に関する調査では、「費用はかけていない」という回答が78.6%と最も多く、大多数の保護者が現状費用を負担していないことが判明。
その一方で、月々「10,000円~20,000円未満」が5.8%など、月額10,000円以上の費用を支出している保護者は合計で約1割(9.7%)。学習への投資意欲を持つ層が一定数存在することが明らかとなった。
記事/まるスポ編集部
