島内宏明をヤクルトが獲得する可能性が出てきた(写真はイメージ)
楽天を戦力外になった島内宏明外野手だが、ヤクルトが現在獲得に向けて調査を行っていることが判明した。
14年間楽天でプレーし、打撃タイトルも獲得した実績のある35歳に新天地の芽が見えている。
島内は故障などの影響もあり今季は5試合にとどまり10打数0安打。5月28日の西武戦を最後に1軍出場はなく終え、21年に打点王・22年には最多安打にも輝いた姿は見る影もなかった。
ただ、それ以上に影響を及ぼしたともされるのが、タイトルを獲った22年オフの契約更改時。「来年オフFAさせてほしい」「違うユニホームを着てプレーしたい気持ちも少なからず出てきた」という発言が話題を呼んだ。
4年契約中の2年目を終えた時点での申し出に球団は当然ながらNO。ファンからも多くの批判が寄せられた。(後日謝罪)
当時は近藤健介が日本ハムからFA宣言し、7年総額50億円ともされる大型契約でソフトバンクに入団しており、その条件を見たことが心境に変化をもたらしていた。
しかしその発言以降成績が急降下し、その4年契約を終えた昨オフはFAどころか戦力外を覚悟したほどだったが、球団は1年契約で更新していた。
ヤクルトは村上宗隆がMLBへ挑戦し、外野の一角を担った内山壮真も内野へとコンバート。4度の盗塁王を誇る西川遥輝が退団するなど、外野陣が手薄になりつつある。
明大出身の島内は神宮の杜に帰ってくるのか。プロ通算1174安打の実績を誇る好打者の行き先が気になるところだ。
編集/まるスポ編集部
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