愛知県刈谷市の「刈谷スマートシティプロジェクト」において、SpoLive Interactive株式会社提供のスポーツDXプラットフォーム『SpoLive(スポライブ)』を活用した地域スポーツファンサイト『Kスポ』の運用が決定した。
刈谷スマートシティプロジェクト
愛知県刈谷市は人口約15万人、自動車関連産業が盛んな都市だ。先端技術で地域の課題解決を目指す「刈谷スマートシティ」の取り組みを推進しており、その一環として「スポーツコミュニティ形成と情報集約、刈谷キラキラ教室のデジタル化」が実証プロジェクトに選定された。
刈谷市は、シーホース三河(バスケ)、デンソーアイリス(バスケ)など8種目11チームがホームタウンパートナーとして活動。しかし、市民や特に子どもたちとの接触機会が限定的だった。
本プロジェクトでは、地域スポーツDXプラットフォーム「SpoLive」を導入し、市民がスポーツに触れる機会を拡大し、好循環を生み出す基盤を提供するという。

SpoLive(スポライブ)とは
『SpoLive』は、スコア管理、データ活用、試合速報、ファン向け情報発信、コミュニティ形成、会員管理といった多岐にわたる業務を一体的に効率化するクラウドサービスだ。
AI活用により手入力や紙管理などの煩雑な業務から解放し、SNS発信も統合的に行うことで、スポーツ団体のスタッフが付加価値の創出に集中できる環境を創造していく。小規模チームから国際大会まで、数百を超える団体でデータ管理とファンベース成長を支援するという。

刈谷スポーツ情報、デジタルで一元化と交流を促進
8種目11チームのホームタウンパートナー情報を刈谷市スポーツファンサイト『Kスポ』(Web/アプリ)で一元化し、試合日程やニュースにデバイス不問でアクセス可能。
トップ選手による「刈谷キラキラ教室」のライブ配信や、オンラインでのチャット交流を実施し、子どもたちとアスリートの距離を縮める機会をつくったり、デジタルコレクションの定期配布で継続的なサイト訪問を促し、関心を維持させるという。
さらに、市内3施設に設置されたAIカメラの映像も配信され、練習の振り返りやコーチングに活用されるなど、地域スポーツのDXを加速させる。
本プロジェクトは、2026年3月20日まで実施される予定だ。
記事/まるスポ編集部
