沖縄県宜野座村は2025年11月10日、NTT西日本沖縄支店および株式会社NTTSportictと、デジタルトランスフォーメーション(スポーツDX)による地域コミュニティ活性化をめざした取組『マチスポ』に関する連携協定を締結した。

施設へのAIカメラ導入と『マチスポ』展開
この協定の具体的な取り組みとして、宜野座アリーナと宜野座スタジアムにNTTSportictのスポーツDXソリューション『マチスポ』を配備。地域住民がスポーツを「観戦」「体験」する機会を増やし、村の情報発信力を高めることを目的としている。
宜野座アリーナには、野球場のホーム側とセンター側に2種類のAIカメラを設置。バスケットボールやバレーボールなど複数の競技に対応するカメラだ。これにより、試合映像の自動撮影と配信が可能になるという。

プロ野球のキャンプ地としても有名な宜野座スタジアムには、野球専用のAIカメラをホーム側とセンター側に配置し、試合や練習の映像化を実現。
村のスポーツ活動の可視化と共有を進め、地域の魅力発信に貢献する大きな一歩だ。

三者の役割と今後
宜野座村は、実証事業の運営主体および実施場所の提供と関係機関との調整を担当し、NTT西日本は、実証事業の検討・運営サポート、および本格的な導入に向けた技術的な支援する。NTTSportictは、スポーツDXソリューションの提供と、施設利用者への運用指導・オンラインサポートの実行。
この協力体制により、住民の健康増進、交流促進、スポーツを通じた新しいコミュニティの形成を推進していく。
スポーツ映像の配信開始は11月下旬頃を予定すると発表した。
記事/まるスポ編集部
