トップ選手も参加した「JCFパドルチャレンジ」!カヌーの聖地・木場潟でパドルを握った
カヌー選手にとって「聖地」として名高い石川県小松市の木場潟カヌー競技場で11月2日、「JCFパドルチャレンジ」が開催されました。この日は、多くの子どもや大人が参加し、トップアスリートたちの直接指導のもと、カヌーの楽しさに触れる貴重な一日となりました。
国内有数の国際規格コースで指導
木場潟カヌー競技場は、国際カヌー連盟(ICF)の基準を満たした国内有数の施設であり、ナショナルチームの強化拠点であるナショナルトレーニングセンター(NTC)競技別強化拠点にも指定されています。
この国際規格のコースを舞台に、日本カヌー連盟が企画した本イベントには、豪華な日本代表選手たちが講師として参加しました。
・水本 圭治 選手(男子カヌースプリント・カヤック)
・矢澤 亜季 選手(女子カヌースラローム・カヤック)
・桐明 輝子 選手(女子カヌースプリント・カナディアン)
・瀬立 モニカ 選手(女子パラカヌー)
・宮嶋 志帆 選手(女子パラカヌー)
参加者は、普段トップ選手たちが練習を重ねる水面で、世界レベルの選手たちから直接、パドルの漕ぎ方を教わり、秋晴れの木場潟を颯爽とカヌーで駆け抜けました。
「カヌーは誰でも乗れる」 選手と交流
水上でカヌーを体験した子どもたちからは、「最初は不安だったけど、”できる”と思って頑張った」「気持ちよくこげました」と、水上スポーツならではの達成感と喜びの声が聞かれました。
パラカヌーの瀬立モニカ選手は、「”カヌーといえば木場潟”。それぐらいカヌー選手にとって有名な聖地」と、この競技場の持つ特別な意味を強調。その上で、「カヌーは誰でも乗れる競技。いろんな楽しみ方があって、スピードを競ったり景色を見たり、そういった1つのツールとして感じとってもらいたい」と、カヌーが持つ多様な魅力を伝えました。
また、イベント中のトークショーでは、子どもたちからの純粋な質問に代表選手たちがタジタジになる一幕もあり、会場は終始、和やかな笑いに包まれました。
この「水上の聖地・木場潟」で開催された交流の模様は、11月28日(金)18時45分より北陸朝日放送にて、「JCFパドルチャレンジ~水辺とカヌー~」として放送される予定です。
写真提供/石川県カヌー協会
記事/大楽聡詞
編集/まるスポ編集部
