
10.13両国大会でIWGPタッグ王座に挑戦する上村優也をYuto-Ice&OSKARが完全制圧
11日、新日本プロレス・所沢大会。10.13両国大会で行われるIWGPタッグ王座戦の前哨戦として、挑戦者の上村優也が本間朋晃とタッグを組み、王者Yuto-Ice&OSKAR(K.O.B)と対戦した。
Yuto-Iceリベンジならず!上村優也が4年越しの因縁を制し両国対決へ
ゴングを待たずに襲いかかったのはK.O.B。Iceが上村を場外へ投げ飛ばし、観客席に激しく叩きつける。リング上ではOSKARが本間を踏みつけて支配。両軍が攻防を繰り返す中、本間は「こけし」を発射するも、ギロチンドロップに沈み、最後はスリーパーでブン回され完全失神。無情のレフェリーストップで、K.O.Bが貫禄の勝利を飾った。
試合後もK.O.Bの暴走は止まらない。Iceが上村の顔面にストンピングを連打。さらに合体技“K.O.B”を狙った瞬間、海野翔太が怒りの救出に現れた。だが、K.O.Bはこれすら迎撃。海野にも“K.O.B”を叩き込み、完全制圧。最後は海野&上村を踏みつけてリングを後にした。
バックステージでOSKARは冷笑を浮かべながら「リングの中は最高だった。俺たちは全力を尽くすぞ。結局のところ、お前らは何も勝ち獲れない。ベルトもない、栄誉もない。俺たちがタッグチームチャンピオンだ」と余裕のコメント。
続くIceも「HEAT STORM、後楽園のサシで燃え尽きてんじゃねぇか? 海野翔太、もっと生の感情を出してこい。HEAT STORMみたいによ」と挑発した。
一方、上村はヤングライオンに支えられながら、「Ice、OSKAR、お前ら両国で潰してやる、コノヤロー!」と叫んだ。
怒りを爆発させた上村の目には赤い炎が燃え上がる。両国決戦は、もう間もなくだ。
記事/ミライカ