【新日本G1】EVILが卑劣な反則勝利!”白い粉”とH.O.Tの介入で大岩陵平を制圧

ディック東郷が“白い粉”を大岩の顔面に浴びせて妨害

8月1日、新日本プロレス『G1 CLIMAX 35』香川大会にて、大岩陵平とハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)のEVILが初シングルで激突。両者とも白星先行で迎えた注目の一戦は、EVILがまたも卑劣な反則攻撃を駆使し、大岩からギブアップを奪った。

大岩陵平がカラム・ニューマンを撃破!Aブロック首位戦線へ浮上

試合開始直後、大岩は丸め込みやアームドラッグを織り交ぜ、EVILの左腕を集中的に攻める。EVILもストンピングやハンマースルー、場外でのフェンス攻撃、さらには本部席のマイクコードを奪ってチョーク攻撃。ダーティーファイトを展開し大岩を苦しめる。

H.O.Tの介入で、痛めつけられる大岩

リング内外で激しい攻防が続き、H.O.Tの仲間であるディック東郷とドン・ファレも介入。2人がかりで大岩を踏みつけるなど徹底した連携でダメージを与える。

終盤、大岩はEVILを金具むき出しのコーナーや鉄柱に何度も打ちつけ、スリーパー、THE GRIPで捕らえ追い詰めるが、東郷が“白い粉”を大岩の顔面に浴びせて妨害。最後はEVILがサブミッション技「SCORPION DEATHLOCK」を決めギブアップ勝ちを掴んだ。

EVILのスコーピオンデスロックが決まり、大岩はギブアップ

試合後、EVILは「小僧、これがよ、本当の意味で地獄に落とすってことだ。わかったか、オイ! 次は誰だ? 誰でもいいよ。俺のG1優勝は確定事項なんだからよ!わかったか!よく覚えとけ!ハッハッハーッ!」と高笑い。

一方、負けた大岩は「EVIL、テメー、コノヤロー、何だよあの白い粉は? 最初から3対1で来ることは頭に入ってたけど、それでも今日は作戦負けだ。あと3試合、最後まで全力で走り切る。俺が勝って新世代を全部抜かして超新世代のトップになる!」と、悔しさを滲ませながらも力強く前を向いた。

この試合を終え、EVILは4勝2敗、大岩は3勝3敗に。Aブロックの突破争いは、ますます混沌を極めてきた。

記事/ミライカ

1 2

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Share me!
  • URLをコピーしました!
目次