【新日本G1】成田蓮が海野翔太を討つ!「誰が一番強えか分かったろ!」

海野のSTFが成田にガッチリ決まった

7月26日、東京・大田区総合体育館にて新日本プロレス『G1クライマックス35』が開催。セミファイナルでは、Bブロック公式戦として海野翔太(3勝1敗)と成田蓮(3勝1敗)が激突。

2023年にタッグパートナーだった海野を成田が裏切り、ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)入りして以来、激しい因縁を積み重ねてきた同期対決は、かつてない壮絶な戦いとなった。

成田蓮、H.O.Tの介入でファンタズモに雪辱!

試合開始直後から成田は海野との正面勝負を嫌い、場外を巧みに使って翻弄。だが海野は冷静に対応し、レッグブリーカーや低空ドロップキック、ニークラッシャーで膝を攻め立て主導権を握る。

H.O.Tの介入もあり、ペースを掴むことができない海野翔太

成田もフェンスや鉄柱、さらにはイスを使って海野の右腕を破壊。アームブリーカー、ハンマーロック、アームバーと徹底的に一点集中攻撃を仕掛け、じわじわと痛めつけていく。

それでも海野は「いくぞー!」と気合を入れ、フィッシャーマンズスープレックスホールド、STF、トルネードDDT、ジャンピングニーと連続攻撃を畳みかける。だがフィニッシュを狙ったSTFでは、場外にいた金丸義信が突如ゴングを鳴らすと、勘違いした海野が技を解除。試合を混乱させた。

成田が「地獄の断頭台」を決めて、海野から勝利した

その隙を突いて成田が改良型プッシュアップバーで狙うも、海野がドロップキックで阻止。さらに「目を覚ませ!」とエルボーを連発。成田もサミングやチョーク、フロントネックロックで反撃し、ブリザードスープレックスやジャーマンで追い詰めるが、海野はラリアットや延髄斬りで粘る。だが、最後は成田がローブローからダブル・クロスを炸裂。とどめの”地獄の断頭台”で海野から初白星を挙げた。

試合後、成田は満面の笑みを浮かべ、「オイ、これでよぉ、誰が一番強ぇかか分かったろ。なぁ海野!? バカヤロー」と言い放った。

敗れた海野は唇を噛みしめながら「じょっぱり…じょっぱり…。自分自身を貫き通してやがるな、クソッ」と悔しさをにじませた。

ついに成田が海野越えを果たし、Bブロック突破戦線で一歩リード。真夏の激闘はまだ続いていく。

記事/ミライカ

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