第12代DDT UNIVERSAL王者として世界中を駆け巡るThe37KAMIINA(サウナカミーナ)のMAO。昨年、海外遠征は5回。世界のプロレスシーンにおいて確固たる地位を築きつつある。そのMAOは、2月上旬ヨーロッパ遠征を敢行。DDT UNIVERSALベルトを持ち、海外に活動の幅を広げるMAOに話を聞いた。
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――以前のインタビューで「ベルトがあるかどうかで、海外での扱いが変わる」と話してくれました。昨年11月にマット・カルドナからDDT UNIVERSAL王座を奪取。今年2月、ヨーロッパ遠征。反応はいかがでしたか?
MAO:なによりも「日本人が来た」ではなく、「DDTのチャンピオンが来た」と迎えてくれます。まあ、思惑通りですね。ある意味、ヨシヒコがいてくれたことも大きい。
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――ヨシヒコ選手は元NWA世界ヘビー級王者のリック・フレアーも認めています。海外での知名度は抜群ですよね。
MAO:以前は、そのヨシヒコがいる「DDTのレスラー」と認識してもらえたところもあった。
でもDDT UNIVERSALのベルトを持つことで、一目瞭然に「DDTの選手が来てくれた」と思ってもらえる。ベルトは一つの手段として「DDTプロレス」をさらに印象付けるメリットにもなります。
試合で「DDT UNIVERSALチャンピオン・MAO」とコールされると「DDTの王者が来た」と現地のお客さんは反応してくれます。
なんだかんだDDTのことは知っているので、僕には団体の象徴でもあるベルトが必要だったわけですよ。
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――2023年は5回、2024年はすでに1回海外遠征していますが、回数を重ねるたびに知名度は上がっていると感じていますか?
MAO:感じますね。昨年は1月にロサンゼルス、3月末〜4月がDDTハリウッド大会とAEW DARK、7月が西海岸から東海岸、8月がフィラデルフィア。そして11月DDT UNIVERSAL王座を戴冠し、12月にチャンピオンとしてハリウッドに行きましたね。
そして今年2月早々に、フランスとイギリスへヨーロッパツアー。行くたびに、お客さんの反応が良くなっています。
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