SAKI(サキ)2012年12月29日デビュー。2022年2月、清水ひかり、網倉理奈、櫻井裕子とともに新生COLOR’Sを旗揚げ。STARDOMをはじめ、様々な団体で引っ張りだこ。彼女に9.10後楽園で引退した大先輩・遠藤美月さん、旗揚げして1年9ヶ月のCOLOR’S、今後について聞いた。

目次

9.10後楽園、大先輩・遠藤美月の引退試合

――遠藤美月選手の引退興行、メインイベントは遠藤美月&大向美智子vs SAKI &瑞希。先輩の引退試合の相手に指名されましたね。

SAKI:私がデビューした時から、なぜか遠藤さんはリングに上がっていなかったので(苦笑)。遠藤さんとはシングルで戦う機会がほとんどありませんでした。

9.10後楽園で引退した遠藤美月(左)

私のデビュー10周年記念大会を2022年12月26日新宿FACEで開催した時、私が瑞希と組み、遠藤美月さん&さくらえみさんと対戦しました。

それが初めてタッグでの対戦でしょうか…とにかく遠藤さんとは対戦があまりないです(苦笑)。

2012年12月、私はLLPW-Xでデビュー。その時、遠藤さんは一番近い先輩で一番そばにいました。でも全く試合をした記憶がないですね。9月10日に昇華したアイガーとは戦った記憶があるんですけど(笑)。

ここ数年、遠藤さんとは会場でも外でも会う機会がありませんでした。でも3月に引退を発表されてから会う機会が増えましたね。

誰からも愛された遠藤さん、33年間活動されて戦いたい相手は沢山いると思います。そんな中、私を最後の引退試合の相手に選んでくれた。二つ返事でお受けさせていただきました。

COLOR’Sを設立し1年9ヶ月

――2021年末、所属していたアクトレスガールズのプロレス活動終了およびColor’s解散に伴い、アクトレスガールズを卒業。2022年1月1日にSAKI選手は清水ひかり選手、網倉理奈選手、櫻井裕子選手の4名で新生COLOR’Sがスタート。2022年2月12日に1st event『YES, MY WAY』を開催、1年9ヶ月が経過しました。

SAKI:団体のトップは大変ですね、楽しいですけど(苦笑)。

――STARDOMを始め、さまざまな団体に参戦。来月は海外遠征も控えています。4人分のスケジュールを管理、自らもリングに上がるので切り替えが大変ではないですか?

SAKI:自分の中でバランスを取りながらこなしています。オフは頭を切り替えて、プロレスのことを考えないようにしています。やっぱりプロレスから離れる日がないとパンクしちゃいますね。ですから一切考えないようにするし、プロレスを考えなくても良い環境に自分を持っていきます。

今後について

――SAKI選手はさまざまな団体に参戦しています。具体的に目指している王座はありますか?

SAKI:いろいろな団体に呼んでいただけるので、その都度欲しいベルトがあれば手を挙げるようにしています。

宮崎有妃選手の碁盤上へのデスバレーボム(写真提供/プロレスリングWAVE)

――昨年、プロレスリングWAVEのリーグ戦「CATCH THE WAVE 2022」ではハードコアブロックに出場。宮崎有妃選手との戦いではゴルフボールや碁盤の上にデスバレーボムで投げられましたね。

SAKI:メチャクチャ怖かったし、メチャクチャ痛かった(苦笑)。でも新しいことに挑戦して良い経験になりました。

――SAKI選手はハードコアもコミカルもやりますし、男子のリングにも上がりますよね。

SAKI:「プロレスはこれ」とスタイルや上がるリングを限定しないように心がけています。提案いただいたものには可能な限り、「Yes」と言いたい。だから広がっているのかもしれませんね。この姿勢は変えずにいきたいと思います。

<インフォメーション>
COLOR’S イベント
10月9日(月祝) 高島平区民館 17:30「YES, MY WAY vol.8」
11月11日(土) ラジアントホール 12:00 「YES, MY WAY vol.9」※未発売
各大会の詳細はCOLOR’S公式X(旧Twitter) をご確認ください
ご予約はメール gpu.colors@gmail.com にご連絡ください

SAKI X(旧Twitter)
SAKI インスタグラム

取材・文/まるスポ編集部
写真/本人提供

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