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「プロレスラーになりたい」と両親に告白。母は大号泣。そして父は…
――きずな選手がプロレスをやりたいことに、ご両親の反応は?
きずな:栗原さんの試合を見て、プロレスが大好きになりました。今度は私から「プロレスを観に行きたい」って言うように。母は会場に連れて行ってくれるけど、帰りの車内で「プロレスやりたいって絶対言わないでね」って毎回泣きながら言ってくるんです。
だから言い出せる雰囲気はなく、「プロレスやりたい」と一度も口にしたことはなかったですね。
――そんな状況で、「プロレスラーになりたい」とご両親に打ち明けたのは、いつでしたか?
きずな:中学3年生の進路説明会の時、母に打ち明けて、その半年後に父にも打ち明けました。
母は大号泣です。やっぱり母がケガでプロレスを引退しているので言い出しにくかった。母の気持ちもわかっていたけど、どうしてもプロレスラーになりたくて。
小学3年から中学3年の間、両親に言えずに「プロレスラーになりたい」と思い続けてました。それでも諦めきれなくて、「もう今、言わないとタイミングがなくなる」って思って言いました。