リーグ連覇の阪神がまさかの敗退危機に(写真はイメージ)
リーグ連覇を果たしたはずの阪神が、まさかの窮地に立たされている。
クライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージでDeNAに3連敗。リーグ優勝による1勝のアドバンテージを持ちながら、早くも日本シリーズ進出へ後がなくなった。
【CS】王者・阪神に1点も許さず!DeNAが3戦連続完封、甲子園で見せる投手力
今季の阪神は投打ともに充実した戦力を擁し、優勝候補の筆頭としてシーズンを戦ってきた。しかし、Bクラス予想も少なくなかった巨人と最終盤まで優勝争いがもつれ込み、短期決戦でもその強さを発揮できていない。
打線では佐藤輝明が打撃三冠に加え最多安打と、主要4部門のトップに立った。森下翔太も打率.292・35本塁打・84打点を記録し、最高出塁率のタイトルを獲得。2人だけで74本塁打、190打点を稼ぎ出した。
しかし、CSでは両主砲がスタメンから外れる事態となった。打線は3試合連続の完封負けと未だファイナルステージで得点すら奪えていない。
さらに追い討ちをかけるように大山の後ろの5番に入った前川右京が死球で骨折と、このファイナルステージだけで3人の野手が故障する惨状に。
もちろん、佐藤と森下の不在が得点力に与える影響は大きい。ただ、それだけで3連敗を正当化できるほど阪神の戦力は薄くはない。
投手陣では村上頌樹が防御率1.85で最優秀防御率、高橋遥人が16勝で最多勝、才木浩人も175奪三振で最多と投打でタイトルホルダーが揃っている。
これだけの陣容を擁しながら、なぜ勝負どころで勝ち切れないのか。
振り返れば、レギュラーシーズンから不安は見え隠れしていた。個々の選手が圧倒的な成績を残しながら、優勝争いは最終盤まで決着せず、他球団を突き放せなかった。
SNSでも「本来独走優勝してないきゃいけないメンバーのはず」などと意見され、昨年自らマークした最短優勝記録更新はされるとの見方も強かった。
しかし、勝ちきれないという課題が短期決戦という舞台で一気に表面化した。
残された道は3連勝のみ。数字上はリーグ断トツの戦力を誇る猛虎軍団。その真価が、崖っぷちの戦いで問われている。
記事/まるスポ編集部



