今季のポストシーズン、山川穂高は控えに?(写真はペイペイドーム)
山川穂高、34本塁打から11本塁打へ 出場数と打席数で振り返るソフトバンク移籍後の3年間
ソフトバンク移籍1年目に本塁打と打点の2冠、2年目に日本シリーズMVP。そして3年目の2026年は、一軍出場が58試合にとどまった山川穂高。移籍後の成績を並べると、打撃成績とともに出場機会も大きく変わったことが分かる。
2024年は143試合すべてに出場し、611打席に立った。打率.247、34本塁打、99打点を記録し、パ・リーグの最多本塁打者賞と最多打点者賞を獲得。移籍直後から年間を通して打線を支えた。
翌2025年は130試合、496打席。打率.226、23本塁打、62打点と前年を下回ったが、20本塁打以上を記録した。さらに阪神との日本シリーズでは3本塁打を放ち、MVPに選出された。年間成績と短期決戦の実績を分けて見る必要があるシーズンだった。
今季は58試合、212打席で、打率.178、11本塁打、28打点。本塁打は移籍1年目の約3分の1となった一方、打席数も611から212へ減っている。本塁打数の減少には、打席に立つ機会そのものが少なくなったことも関わっている。
ただし、変化は出場機会だけではない。出塁率は2024年の.318から2025年は.300、今季は.297。長打率も.484、.402、.378と下がった。打率だけでなく、出塁や長打に関する数字にも低下が見られる。
6月1日に出場選手登録を抹消され、9月8日に再登録されるまで、約3カ月を一軍から離れて過ごした。一方、ファーム・リーグ西地区では12本塁打で最多本塁打者賞を獲得。一軍とファームで異なる結果を残した。
数字から確認できるのは、出場機会と打撃成績の変化だ。その原因や今後の起用は、成績だけでは断定できない。2冠と日本シリーズMVPを経験した打者が、今年のポストシーズンでどのような役割を担うかが注目される。


