今季のポストシーズン、山川穂高は控えに?(写真はペイペイドーム)
山川穂高が離れた一塁は誰が守った?正木智也が28本塁打、ソフトバンクの新たな選択肢に
山川穂高の一軍出場が58試合にとどまった2026年、ソフトバンクの一塁は誰が担っていたのか。NPBの公式守備成績を見ると、正木智也がチーム最多の68試合で一塁を守っている。打撃でも28本塁打を放ち、リーグ3連覇を達成したチームで存在感を示した。
正木は慶応大から2021年ドラフト2位で入団した右打者。2024年には80試合に出場し、打率.270、7本塁打、29打点を記録した。しかし、翌2025年は17試合、2本塁打、8打点にとどまり、一軍での出場機会を大きく減らした。
そこから今季は101試合に出場し、打率.274、28本塁打、59打点。出場数、本塁打、打点はいずれも自己最多となった。昨年の2本塁打から大きく数字を伸ばし、長打力を一軍の舞台で発揮したシーズンだった。
守備でも複数のポジションを担った。一塁で68試合、外野では53試合に出場。これらは途中の守備位置変更によって同じ試合が重複するため、合計が出場数と一致するわけではない。それでも、正木が外野だけでなく一塁でも起用されたことは、公式記録から確認できる。
一塁の守備出場は、山川が48試合、栗原陵矢が40試合、廣瀨隆太が28試合。ソフトバンクは、一人の選手だけで一塁を固定する形ではなく、複数の選手を起用してシーズンを戦った。
ただし、この数字はシーズン全体の守備出場数であり、山川の登録抹消期間中だけを集計したものではない。また、守備出場数から先発起用の回数やCSの起用順を断定することもできない。
山川が一軍を離れたシーズンに、正木は打撃成績を伸ばし、一塁でも出場を重ねた。CSで山川の役割を考えるうえでは、本人の状態とともに、同じポジションを担う選手たちが残した実績も見逃せない。


