パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージが10日、ベルーナドームで開幕する(写真はベルーナドーム)
西武・平良海馬、31セーブの翌年に12勝 救援と先発、二つの役割で積み重ねた実績
昨季は31セーブ、今季は12勝。西武のCS初戦に先発する平良海馬は、異なる役割でチームの勝利を支えてきた。年度別成績を振り返ると、救援と先発の双方で残してきた実績が見えてくる。
八重山商工から2017年のドラフト4位で西武に入団した平良は、2019年に一軍で26試合に登板。翌2020年には54試合で33ホールド、防御率1.87を記録した。
2021年は62試合に登板し、20セーブと21ホールド、防御率0.90。2022年も61試合で9セーブ、34ホールド、防御率1.56と、試合終盤を担う投手として結果を残した。
先発としてまとまった投球回を記録したのが2023年だ。23試合で11勝7敗、防御率2.40。150回を投げて153奪三振を記録し、自身初の2桁勝利に到達した。救援で積み重ねてきた実績に、年間を通じた先発での成績が加わった。
その後、2024年は22試合で3勝2敗、9ホールド。昨季は54試合で31セーブを挙げ、防御率1.71だった。投球回は52回2/3で、被本塁打は一本もなかった。
そして今季は23試合で12勝5敗、防御率1.36。投球回は146回となり、昨季から大幅に増加した。141奪三振を記録し、被本塁打は4本。勝利数は2023年の11勝を上回った。
先発で2桁勝利を挙げた2023年と比べると、今季は投球回が4回少ない一方、被安打は115本から95本、自責点は40から22へ減少した。役割の変更だけでなく、先発としての成績にも変化が表れている。
セーブと勝利は、それぞれ異なる場面で記録される数字だ。平良の年度別成績には、終盤を任されたシーズンと、長いイニングを担ったシーズンが並ぶ。今季のCSでは、その歩みを持つ右腕が初戦の先発としてマウンドに上がる。
西武と日本ハムは今季12勝12敗1分 10日開幕のCS、互角の直接対決に決着へ


