西武と日本ハムは今季12勝12敗1分 10日開幕のCSで決着へ(写真はイメージ)
【西武】日本ハムより88得点少なくても2位 CSへ、防御率リーグトップ2.87が示す投手力
得点も本塁打も、日本ハムが上回った。それでもレギュラーシーズンで2位に入ったのは西武だった。10日からのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージを前に、両球団の公式成績を比べると、西武の特徴として浮かぶのが投手力だ。
NPBの最終成績によると、西武のチーム防御率は2.87でパ・リーグトップ。優勝したソフトバンクの2.88をわずかに上回った。日本ハムは3.38で、両球団の間には0.51の差がある。
防御率に含まれない失点も合わせると、西武は年間464失点、日本ハムは529失点。西武が65点少なかった。被本塁打も西武が103本、日本ハムが133本と、30本の差がついている。
一方、打撃成績では日本ハムが優勢だった。西武の503得点に対し、日本ハムは591得点で88点多い。本塁打も西武の109本に対し、日本ハムは177本。西武は攻撃の総量で上回られながら、79勝を挙げ、日本ハムの78勝を上回った。
もちろん、年間の得失点だけで順位の理由をすべて説明することはできない。ただ、西武がリーグ最高の防御率を記録し、失点と被本塁打でも日本ハムを下回ったことは、投手陣の働きを示す材料になる。
両球団の直接対決は12勝12敗1分。シーズン全体の防御率で差があっても、対戦成績では互角だった。この数字は、西武の投手力がそのまま短期決戦の優位を保証するわけではないことも示している。
CSは全試合をベルーナドームで開催する。西武にとっての注目点は、年間を通じて示した失点を抑える力を、日本ハムとの最大3試合でも発揮できるかだ。長打力のある相手に本塁打を許すか、走者をためた場面をしのげるか。投手陣の一球一球が、勝ち上がりを左右する。


