長良川国際レガッタコースでSPP業務を担当する金野裕輝さん
見えなかったスタート地点を観客へ
「ローイングは2000メートルを競うため、観客席から肉眼では確認できない区間があります。ドローンを使うことで、これまで見えなかった場所を映し、スタートからゴールまでのレース展開を伝えることができます」
金野さんは、ドローン映像の意義をそう語る。特にゴール付近の観客席からは、スタート地点の様子を肉眼で確認することが難しい。
「実はスタート直後は、各艇が激しく競り合う非常に面白い場面です。しかし、ゴール地点で待つ観客には、その様子が見えません」
ゴールに近づいた時点で、ある程度順位が固まっているレースもあるという。
「ゴール付近だけを見れば『順当な展開だった』と感じるかもしれません。しかし、そこに至るまでには、各艇の駆け引きや順位の変化があります。レース展開が大きく動くスタート付近の映像を観客に届けられることは、ドローン撮影の大きな強みだと思います」
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