2015、2017年と過去BOSJを2度制したKUSHIDA
14日、新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.33』が後楽園ホール大会で開幕し、Bブロック公式戦としてKUSHIDAとロビー・イーグルスが激突。ジュニア戦線屈指の技巧派対決は、開幕戦から観客を熱狂させるハイレベルな攻防となった。
BEST OF THE SUPER Jr. 歴代優勝・準優勝一覧
両者はともにIWGPジュニア二冠王の実績を持つ実力者。2年前の『BOSJ』ではイーグルスが勝利しており、KUSHIDAにとってはリベンジマッチでもあった。
フィリピンFPW王座のベルトを携えたKUSHIDAは、ゴング前にシューズを脱ぎ裸足に。対するイーグルスも「ロビー!ロビー!ロビー!」コールを煽り、後楽園ホールは独特の緊張感に包まれた。

試合は開始直後から超高度なグラウンド戦を展開。互いに腕、足を狙い合い、一瞬のミスも許されない関節地獄となった。KUSHIDAのアキレス腱固め、腕ひしぎ逆十字に対し、イーグルスもロン・ミラー・スペシャルや複合関節で応戦。終盤は丸め込みとカウンターが乱れ飛ぶ息詰まる攻防となり、場内は大熱狂となった。
そして最後、イーグルスはターボ・バックパックを狙うが、KUSHIDAが丸め込みを切り返しながらバック・トゥ・ザ・フューチャーを炸裂。KUSHIDAが激闘を制し、開幕戦で白星発進を決めた。

試合後、バックステージでKUSHIDAは「『BEST OF THE SUPER Jr.』っていう山登り、ここすでに9.5合目か? ヒャー、やべえ、レベルの高さ」と苦笑い。
それでも「いろんな海外行って、アメリカ行って、そういうのが自分の中の学びです。だからその学びを新日本プロレスに全部注ぎ込んで、もう一回、頂上向かって歩いていきます」と宣言した。
一方、敗れたイーグルスも悔しさを滲ませつつ「俺の人生を懸けた使命は、『BEST OF THE SUPER Jr.』で優勝するまで終わらない!」と闘志を燃やした。
開幕戦から“ベストバウト級”の声も上がる超絶技巧戦。新日本ジュニア戦線のレベルの高さを、後楽園ホールに強烈に刻み込む一戦だった。
