【パラカヌー 今井航一】カヌーは多くの人との縁を繋いでくれる宝物(第2回)

――初めてカヌーに乗った時の感想を教えて下さい。

今井:やったことはありませんが「綱渡りってこんな感じなんだろうな」という感じでした。自分で体験したことでいえば、初めて自転車に乗った時のような「これ、ホントに乗れるのか?!」っていう気持ちでしたね(笑)

――カヌーを漕がないまでもバランスが取れるようになったのは2018年頭くらいでしょうか?

今井:そうですね。2018年3月に香川県の府中湖で日本障害者カヌー協会主催の合宿が香川県府中湖カヌー競技場で行われました。毎年3月にカヌースプリント競技の海外派遣選考会大会が開催される会場で、その大会の3週間前に合宿を行うことが当時は恒例になっていました。それに参加させて頂き、そこで初めてパラカヌーの競技艇を見ました。自分が今まで練習していた健常者用競技艇より安定していたので「これだったらなんとかなりそうだ」という感触を掴み、競技者として挑戦しようと思いました。

すぐにパラカヌーの競技艇を注文しましたが、海外から取り寄せるので半年近くかかります。ジュニア選手が使うカヌーがパラカヌーに近い仕様になっているということを教えてもらったので、艇が届くまでそれを借りて練習していました。

――その頃、今井選手はどのくらい練習していたのでしょうか?

今井:自営業なので時間の都合はつきます。日曜日にガッチリ練習して、平日は2日前後練習していました。

――練習していく中、いつ頃から東京2020パラリンピックを意識していましたか?

今井:先ほどの2018年3月の日本障害者カヌー協会の方々にお会いした時、2020年東京で行われるパラリンピックでカヌーは種目採用されていると伺った時からです(笑)。

――すごい(笑)。水泳を始めた時も「よし!全国大会でトップを獲ろう」と決断しました。今井選手は目標を設定したら、そこに向けて努力ができる方ですね。

今井:練習はどこを目指そうが辛いものです。ハイレベルなものを目指すなら、なおさら辛くなります。「どうせ辛いことに力を使うなら高いところを目指さないともったいない!」という僕なりの発想があります(笑)。ですから東京2020は自国開催でもあるし二度とないチャンス、目指そう!という気持ちになりました。

また、カヌーは水泳より自分の身体の運動機能を活かせるという直感もありましたね。

<第3回に続く>

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今井航一/イマイ コウイチ 広島県広島市出身
株式会社コロプラ 所属/香川県パラカヌー協会 所属

主な成績
2019日本選手権 男子KL3 2位/男子VL3 1位
2020日本選手権 男子KL3 1位/男子VL3 1位
2021 東京2020パラリンピック 男子VL3 12位

今井航一 Twitter
今井航一 Instagram

所属:株式会社コロプラWebサイト
香川県パラカヌー協会 Twitter

一般社団法人 日本障害者カヌー協会Webサイト
一般社団法人 日本障害者カヌー協会 Twitter

取材・文/大楽 聡詞
写真提供/今井航一・(一社)日本障害者カヌー協会

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