一般社団法人 アザレア・スポーツクラブは11月3日までに、男女問わず子どもから大人まで、運動が苦手な人でも気軽に楽しめるアルティメットゲーム体験イベント『ECOPA ULTIMATE DAYS』を開催した。初心者から日本代表経験者まで合計106人が参加し、イベント全体の満足度は90%超。地域でのスポーツ活動を盛り上げた。

老若男女106人が楽しんだ3日間
2025年10月から11月にかけて静岡県の小笠山総合運動公園エコパで開催されたアルティメット体験会。全3回の開催で10代から70代までの合計106人が集まり、参加者の7割がアルティメット初体験だった。
元日本代表選手が特別コーチを務め、丁寧な指導を実現。初心者向けの競技内容やルールの講座や、ディスクの持ち方や投げ方、複数でのパス交換等の基礎的なレッスンから、チームに分かれたミニゲームの体験、最終的には7対7の本格的な試合形式の実践までを含めたコンテンツを楽しんだ。
イベント全体の満足度は非常に高い評価を獲得し、地域に根差したスポーツイベントとしての確かな成果をみせた。

次回開催に期待高まる
参加者へのアンケートでは、97.3%が「また参加したい」と回答。また、「会社の研修プログラムに使える」(地元企業勤務の社会人)、「大学の入部体験に取り入れたい」(大学ラグビー部)など、アルティメットがレクリエーションだけでなく、さまざまな活動に活用できるというアイデアも寄せられた。
「アルティメット競技にはまり、自宅で練習したい」とディスクを購入する参加者もいたという。
アザレア・スポーツクラブはこの高い継続要望に応え、次回を2026年4月以降に予定している。

アルティメットとは
フライングディスクを使って行うチームスポーツ競技で、7人制で攻撃側、守備側に分かれて行われる。アメリカンフットボール、バスケットボール、ハンドボール、ゴルフ等、様々なスポーツと類似する要素を持ち合わせていると同時に、身体への接触の禁止がルール化されているため老若男女が気軽に参加できるといった魅力のスポーツだ。
最大の特徴は審判がいない点にあり、フェアプレーの精神を最重要視し審判を選手自身が行う「セルフジャッジ」を採用しているため、子どもにとっても多様なまなびを得られるスポーツとして中学校の学習コンテンツにも採用されはじめている。
記事/まるスポ編集部
