みぃは「しんどい」と漏らしコーナーに振られる。走り込んでくる梅咲を蹴りで返し、ネックブリーカードロップ。コーナーに登り、そのまま降りる。そこに梅咲がドロップキック…さすがに3度目のドロップキックを予想していたみぃ。それをかわし梅咲に低空ドロップキック。みぃは「フォ、フォール…」とか細い声で呟きカバー、カウント２。しかしセコンドの野次には「黙れ！」と野太い声で一喝。
梅咲はみぃの胸元に大きく振りかぶったフォアアームを叩き込む。「効いてへんぞ」と胸をだすみぃ。数発フォアアームをみぃの胸に叩き込むが全く効いていない。ロープに走る梅咲、時間差で効いてきたのか…ゆっくり倒れ込むみぃ。
戸惑いながらも梅咲は倒れているみぃを指差し「レフェリーストップ」。確認のためTommyレフェリーが「止める？」と聞くが、みぃは「止めるほどじゃないです」と答える。
みぃは「もし今、コーナーに登られてミサイルキックの一つでもされたら私はもう…」と言い訳していると、梅咲のストンピングに言葉を遮られる。そしてコーナーに登る梅咲。しかしみぃは絶対に届かない場所に移動、そして観客に拍手を要求。なにかを察した梅咲は祈りながらコーナーキック。飛距離が足りず自爆。
待ってましたとばかりにみぃはコーナーへ登る。そして「うめさき〜〜」と叫び、立ち上がった梅咲にダイビング・ボディーアタックを狙うが、目測を誤ったみぃは自滅。梅咲はアメジストBT、カウント２。
梅咲はダブルリスト・アームサルトを狙うも、みぃはかわし目突きから梅咲を首固めでカウント３。
○ハイビスカスみぃ<2点>（9分54秒、首固め）梅咲遥●<0点>
梅咲は痛い2敗目。みぃは2点をゲット、プロック優勝へ首の皮一枚繋がった。次は6.29蕨で門倉凛を迎え撃つ。果たして門倉はみぃ劇場に付き合うのか？
＜インフォメーション＞
次回は6.14蕨大会。優勝決定戦は7.1新宿FACE。2年ぶりに開催されたCATCH THE WAVE、今年波女の称号を手にするのは果たして！
各試合のチケット・詳細はプロレスリングWAVEのWEBサイトをご覧ください
なお『CATCH THE WAVE 2021』は動画配信でも楽しめます
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取材・文／小宮 登 編集／大楽 聡詞
写真提供／プロレスリングWAVE
