【マリーゴールド】マーベラス彩羽匠、新人·山岡聖怜を下す「スーパールーキーの資質を備えている」

彩羽は山岡のファイトを評価しつつ、自団体マーベラスには厳しい目を向けた

5月24日、代々木第二体育館で開催されたマリーゴールド1周年記念大会『Marigold SHINE FOREVER 2025 A Glorious Celebration』。記念大会にふさわしく話題の試合が続くなか、特に注目すべき一戦がマーベラスとの団体対抗戦だった。

3.30後楽園大会で因縁が深まった両団体。高橋奈七永&山岡聖怜の“パッション親子”が保持していたツインスター王座に、彩羽匠&暁千華が挑戦。山岡の勝利をきっかけに対立は激化。

その後、マーベラスは5人対抗戦で勝利を収め、川畑梨瑚&Mariaがツインスター王座を奪取。彩羽は暁を下した山岡との一戦を制し、マーベラスの完全勝利を決定づけたいと意気込んでいた。

試合は序盤から彩羽が持ち前のパワーで山岡を圧倒。殴り合いでも押され気味の山岡だったが、彩羽のキックを受け止めてアンクルホールドで反撃。さらに馬乗りになり激しくビンタを張る気迫を見せた。

山岡は冷蔵庫爆弾で流れを変え、渾身のスピアを狙うも、彩羽に受け止められパワーボムの洗礼を受ける。最後は彩羽のGo to SUGOI(変形ヒザ蹴り)が決まり、3カウント。マーベラスの勝利とともに、抗争は新たな局面へと進む。

山岡は彩羽匠を相手に善戦したが、ストイックに反省点を振り返る

試合後、山岡は「団体対抗戦中心として見れていなかった。次は絶対勝つ」と悔しさを滲ませた。

一方、彩羽は「(山岡は)よくシングル粘ったなって。勝てると思ったところ2回くらいあったんでけど、それでも返してきたんで、スーパールーキーと言われるところはあると思う」と山岡を認める発言。

だが第4試合の団体対抗戦5対5イリミネーションマッチについては「マーベラス、負けてたでしょう。自分1人じゃ、マーベラスじゃないんですよ。みんなが背負っていかないといけないから、勝ちをこれからも取っていく」と自らの団体を厳しく評価した。

そんな彩羽を倒したいとワールド王者·林下詩美が挑戦者として指名したが、彩羽は「まずは別の目標を果たしたい」と王座への挑戦時期を濁す。

彩羽の視線の先に何があるのか——マーベラスとマリーゴールドの対抗戦は、ますます激化していく。

<インフォメーション>
5月30日(金)は熊本市森都心ホールで、31日(土)はアクロス福岡で試合が開催。

詳細はマリーゴールド公式ウェブサイトをご覧ください。
■試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。

記事/藤本桃子

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