
――ところでKING OF DDTトーナメント1回戦はTo-y戦。4月6日後楽園で復帰して、約1ヶ月後の出場でした。岡谷選手は2020年3月、To-y選手が同年12月にデビュー。ともに2020年同期。記者会見でTo-y選手は「岡谷選手の復帰を待っていた」と。
岡谷:To-yのデビュー戦の相手は俺だ。記者会見で(To-yが)話したが後楽園で何度も試合をした。相変わらず熱くて最高にウゼェ奴だった。
――10日新宿FACE、2回戦はHARASHIMA選手でした。
岡谷:いろいろ使えるものは使ったが、特別なことはしていない。いつも通り戦い、結果として“勝利”しただけ。
時間は流れているんだ。あいつは“元”エース、“今”ではない。
――そして25日後楽園、いよいよ準決勝でKANON選手と戦います。
岡谷:昨年、KING OF DDTトーナメントに出場する権利を賭けてKANONと戦って負けた。
――2024年3月30日横浜大会ですね。あの試合後、岡谷選手は「今の俺じゃあいつを倒せない。今日の負けでやっと決断した」と語り、左ヒザ前十字じん帯断裂の治療に専念するために欠場しましたね。
岡谷:KANONに敗れて俺は欠場を決めた。欠場期間中、いろいろ考えたよ。俺の目標は「DDTの頂点を獲ること」だ。そのために使えるものは全部使ってやろうと。
だからカリスマと手を組み、DAMNATION T.A入りを決めた。
抽選で決まった準決勝の相手がKANON、これも運命。ポイントポイントで俺の前に現れる”ウゼエ――存在”。
あいつはMAOと新しいユニット(ストレンジ・ラブ・コネクション)を組んだみたいだが、焼け石に水だ。地獄に叩き落としてやるよ。