【DDT】KANON、因縁の岡谷英樹戦「僕の中のDAMNATION T.Aにけじめをつけたい」

納谷と正々堂々、正面からぶつかり合ったKANON

ーー510日新宿FACE大会では納谷幸男選手との2回戦がありました。

KANON: 過去3回試合をしてきた納谷幸男との対戦。1回目は2022年、初めて出場した「D王 GP」で、納谷さんにコブラをかけたら、後ろを取られバックドロップで負けたんです。その嫌なイメージがあったので、コブラに入るリスクがデカいなっていうのがありました。

だから2023年のD王では、立った状態でのコブラではなくて、グラウンド(寝た状態)のコブラに持って行って、腕も決めて、「コブラツイスト2.0」で勝てた。

3回目は去年8月、「いつでもどこでも挑戦権(※)」がかかった試合。挑戦権さえ獲ればいいと思ってたので、悪い思考が働いて、DAMNATION T.Aの佐々木大輔や、GLEAT退団直後の河上 “ファイヤー” 隆一も介入させた。 他人の力を借りないとヤバかった。トドメだけ刺したって感じです。だから今回に関しては、過去3年のデータを踏まえても1番対策が分からなかったですね。

(※)獲得した選手は、定められた期間内であれば、時間や場所を問わずにタイトルに挑戦することができるDDT独自の挑戦権

ーー結果として、LONELY DESIRESを炸裂させて納谷選手から3カウントを取りました。

KANON: でも正直、納谷幸男の蹴り1発1発が重かった。ニーリフトは今までよく受けていましたけど、ミドルキックはまともに食らったことがなかった。

納谷も簡単には出さない技なので、ミドルキックを食らってからバックドロップに入ろうとされたときは結構ヤバかった。死に物狂いでロープ掴んで、その間にどうやって逆転しようか、頭を働かせました。

あとはもう気持ちでしたね。ドロップキックを連発したり、新しい技というよりは、自分の今まで持ってた技で勝負に出る、というのが、追い込まれた時に出た結論でした。

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