
ーー最後はコブラツイスト2.0で勝利しました。KANON選手は、ご自身のプラン通りの試合展開に持っていけたのではないでしょうか。
KANON: もちろんパワー差や体格差はあるんですけど、試合に関してはコブラツイストにこだわりました。最初に勝ちに行った型から崩さず、ずっとコブラに入り続けたのが効いたかなと。向こうの作戦に乗っかって勝てたように感じますね。
ーーLONELY DESIRES(カナディアン・バックブリーカーからの変形フェイス・バスター)を炸裂させるかと思っていました。
KANON:僕も最初はそう思っていました。でもコブラに入った時、“今日の試合の組み立てはコブラで持っていっていいかな” って瞬間的に感じたんです。それがうまくハマったかなと思います。
カナディアン・バックブリーカーで担ぐのはリスクがあって、暴れられるとバランスを崩し、後ろを取られ打撃が飛んでくることもあるんです。でもコブラツイストって相手の後ろから入るので、そこから丸め込まれることが少ない。ジュニアの勝俣さんの呼吸に合わせたからこそ、コブラで決めたのもありますね。
LONELY DESIRESは開発して間もない技で不安もあったので、コブラで決めようと組み立てました。盤石な1勝目、という感じです。