葛西(右)曰く「通常ルール」での戦いに敗れたBOSJ前年度覇者・藤田
17日、新日本プロレス代々木大会で『BEST OF THE SUPER Jr.33』が開催され、Aブロックの藤田晃生と葛西純が激突。流血戦の末、葛西が昨年のBOSJ覇者・藤田を破り、勝利を収めた。
葛西純、BOSJ初戦で狂乱ファイト!竹串飛び交うティタン戦「やりすぎちゃおうぜ!」
大会前の記者会見で「相手の土俵に乗って相手を倒したい」と話していた藤田は、イスを持って登場。葛西はリング上でニヤリと笑みを浮かべ、藤田を待ち構えた。
試合は開始直後からイスチャンバラの乱闘となり、葛西が凶器攻撃で藤田の頭部を切り裂くと、一気に流血戦へ発展。葛西は「やりすぎ上等だろ!」と絶叫し、藤田へ容赦ない攻撃を浴びせた。

だが藤田も意地を見せ、激しい打撃で応戦。場外ではテーブルを持ち出して勝負に出たが、葛西はフォーク攻撃で流れを断ち切る。さらに藤田を寝かせたテーブルへ、コーナー最上段からダイビングボディプレスを投下。テーブルは真っ二つとなった。
リングに戻ると葛西は、自らの頭部に注射器を2本突き刺すという狂気を爆発。異様な光景に場内は騒然となり、大「葛西」コールが巻き起こった。
それでも藤田は何度倒されても立ち上がり、葛西に食らいつき続けた。だが最後は葛西が新技“強引G MY WAY”で丸め込み、壮絶な死闘に終止符を打った。

試合後、バックステージで葛西は「一番勝って“オイシイ”ヤツから3つ取ったぞ」とニヤリ。さらに藤田へ向け、「今日の試合でテーブルやらイスやら出てきたけどよ、通常ルールには変わりねぇんだ。お前は“自分の土俵”で負けてんだよ」
「くやしいだろ、藤田。だったらよ、完璧なハードコア、完璧なデスマッチで葛西純から3つ取ってみろ。いつでも待ってるぞ。FREEDOMSはいつでもお前を受け入れるぞ」と再戦を要求した。
一方、敗れた藤田は「今日の敗因は楽しすぎたこと。そして相手の土俵でやろうという想いが強すぎたかな」と苦笑い。「葛西純、ハンパねぇわ。だけど、なんか通じ合った気がした」と振り返った。
さらに「デスペラードが『葛西純はすげぇ、葛西純はすげぇ』って言ってるから、どんなもんかと思えばヤベーな! 変なテンションだ」と語り、「葛西純、もう一回やりてぇな。今日はくやしい。ただただそれだけ。プロレスの初心に返れた気がした。ありがとう」と敗北の悔しさ以上に、葛西純と真正面からぶつかり合った高揚感がにじんでいた。
