DDTプロレスが12月3日、東京・新宿FACEで「GO UPDATE 2025」を開催した。悪党軍団ダムネーションT.Aのイルシオンがダンスパフォーマンス集団「O-MENZ」の隈取に反則ざんまいで勝利し、12・24新宿FACEでの一騎打ちを迫った。

両者は6・29後楽園でのタッグ戦で対戦し、イルシオンが急所攻撃から勝ちどきを挙げ、納得がいかない隈取がリベンジ戦を要求し、7・16新宿での一騎打ちが1度は決まった。
しかし、その一戦は隈取の負傷欠場で流れ、いったん立ち消えとなっていった。ところが、11・6新宿でイルシオンが隈取を襲撃。またまた急所攻撃で隈取を悶絶させて遺恨が再燃した。

今大会の第4試合でイルシオンは佐々木大輔、MJポーと組み、HARASHIMA&彰人&隈取と激突。隈取は変型キリモミ式プレスなど得意の空中殺法をイルシオンに決めていくが、イルシオンが急所蹴り。さらにイルシオンは股間にイスを固定し、イスで殴打。最後はスワントーンボムでトドメを刺した。
イルシオンは「おまえは弱いんだ。おまえに勝ち目なんかない。こんな不毛な戦い、さっさとやめようぜ。12月24日、1対1、俺の元にビビらず来いよ!」とシングル決着戦を要求した。

バックステージでもイルシオンは「12月24日、クリスマス・イブだ。隈取、前みたいにケガとか病気とかつまんねぇ言い訳してんじゃねぇぞ。俺の前にビビらず立ってみろ!」と挑発。隈取は「あのヤローまたやりやがった!今日は負けちまったがな、12月24日、あいつとタイマン張って、必ずぶちのめしてやるからな。別に何使ったって構わないぜ。俺はアイツを必ずぶちのめしてやる!」と受けて立つ構えを見せた。これを受けて、大会終了後、12・24新宿での両者の一騎打ちが決定した。
【大会名】GO UPDATE 2025
【日時】2025年12月3日(水)
【会場】東京・新宿FACE
▼オープニングマッチ 30分一本勝負
○高尾蒼馬&翔太 vs 高鹿佑也&葛西陽向●
8分31秒 片エビ固め
※マッドスプラッシュ
▼第二試合 30分一本勝負
クリス・ブルックス&○アントーニオ本多 vs 男色ディーノ&平田一喜●
10分52秒 体固め
※アナルぎつね
▼第三試合 The ApexvsDAMNATION T.A! 30分一本勝負
飯野雄貴&○納谷幸男 vs 岡谷英樹&デムース●
9分55秒 体固め
※世界一のバックドロップ
▼第四試合 スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
佐々木大輔&MJポー&○イルシオン vs HARASHIMA&彰人&隈取●
11分14秒 体固め
※スワントーンボム
▼第五試合 30分一本勝負
髙木三四郎&秋山準&●松永智充 vs 樋口和貞&吉村直巳&石田有輝○
8分18秒 エビ固め
※ぶちかまし
▼セミファイナル スペシャル6人タッグマッチ 30分一本勝負
MAO&KANON with KIMIHIRO&●須見和馬 vs 政岡純○&ガイア・ホックス&瑠希也
13分37秒 片エビ固め
※F-DRIVE Ⅱ
▼メインイベント スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
○上野勇希&To-y vs 正田壮史●&ヤス・ウラノ
22分7秒 TKO勝ち
※Blackout Sleeper→レフェリーストップ
記事/まるスポ編集部
写真提供/DDTプロレスリング
