【全日本】井上凌、覚悟の「ゼンニチJr.フェスティバル2025」へ! ―― 新日本・藤田晃生へのリベンジ誓う

デビュー4年目、不退転の覚悟で「ゼンニチJr.フェスティバル2025」に挑む井上凌

7月17日後楽園ホールから”ジュニアヘビー級選手によるリーグ戦”「ゼンニチJr.フェスティバル2025」が開幕。参加全10選手が、A・Bブロックに分かれ総当たりリーグ戦を7月17日後楽園大会~7月26日新木場大会の5大会で行い、各ブロックの1位同士が優勝決定戦を8月3日大田区大会で行う。このリーグ戦を前に井上凌が並々ならぬ決意を語った。昨年は左膝の負傷による約2か月の欠場もあり、「2024年は思うように行かなかった」と振り返る。その悔しさをバネに、今大会では「対抗心」を全面に押し出す構えだ。(取材・文/大楽聡詞)

新日本プロレスの藤田晃生に対し、ライバル心を露わにする井上

――いよいよ井上選手が待ち望んでいた「ゼンニチJr.フェスティバル2025」が始まりますね。

井上:チャンピオンカーニバル中、4.23後楽園で女装コスプレマッチをやりました。あの時、青柳亮生がジュニアリーグの開催を提唱してくれたことで、一気に照準が定まりましたね。

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――昨年を振り返った時、4月に左膝を負傷、約2ヶ月間の欠場もあり「2024年は思うように行かなかった」と。このリーグ戦では何を見せていきたいですか?

井上:「対抗心」です。やっぱり新日本プロレスの藤田晃生がベスト・オブ・スーパー・ジュニア(BOSJ)で最年少優勝したことで“焦り”があります。

同年代でプロレス雑誌の表紙を飾る実績を作った選手が他団体にいる。対して自分はいまだに何も実績を残していない。それが不甲斐ない。

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全日本でも同期の斉藤ブラザーズが活躍し、後輩の安齊勇馬は三冠王者にもなった。周りがトップ戦線で活躍しているのに、俺はこの立場でいいのかって。

「ゼンニチJr.フェスティバル」は自分のプロレス人生を左右する大切なリーグ戦になると思っています。

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