IL入りのドジャース・佐々木朗希 「右肩インピンジメント症候群」で長期離脱が濃厚 ロッテ時代を知るファンも落胆の声

右肩の故障で長期離脱が避けられなくなった佐々木朗希(画像はイメージ)

今季からドジャースでプレーする佐々木朗希投手が、長期離脱が濃厚となった。

診断名は「右肩インピンジメント症候群」というもの。肩関節の構造が原因で肩甲骨の一部と上腕骨が衝突し、痛みや違和感を引き起こすものだという。

開幕から先発ローテーション入りしていたが、13日(日本時間14日)に負傷者リスト(IL)入りしたことが発表となった。

ここまで8試合に先発して1勝1敗。防御率4.72と満足いく成績を残せていない。

直近の登板となった9日のダイヤモンドバックス戦ではロッテ時代にも一度もなかった中5日で先発登板したものの、平均球速が150キロ前半と明らかに落ちており、初回に2被弾を含む3失点。

打線の援護がありながらも追加点を許し、5回もたず5失点と本来の調子とは程遠い内容だった。

佐々木の離脱に日本のファンも反応。「せっかくメジャーに行ったけど数試合で長期離脱か…」・「これまで年間通して投げたことないのに、もっと過酷なメジャーでそれは持たない」などと後ろ向きな意見が多く寄せられた。

ロッテでは在籍5年で通算64試合に登板し29勝15敗、昨季の10勝がキャリアハイの成績だった。そんな中、かねてから要望していたというメジャー挑戦を昨オフも直訴し、球団はついに承諾した。

この移籍にはポスティングシステムの制度へも含めて賛否両論が飛び交った。25歳未満のためマイナー契約しか結べず、ロッテへの譲渡金も約2億5000万円ということも批判が加熱する要因に挙げられる。

交渉の過程では20球団以上による争奪戦が繰り広げられていた。

近年見られていた球速低下の原因分析並びに改善策を各球団に課すなど、ベストな環境ということでド軍入団を決断した。

入団会見では「この2年間過ごす時間が僕にとって(お金よりも)価値あるものだと感じました」と語っていた佐々木。

再びメジャーのマウンドへと戻るべく、治療とリハビリの日々が始まる。

記事/まるスポ編集部

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