
10日、千葉・YohaSアリーナで、新日本プロレスのジュニアの祭典「BEST OF THE SUPER Jr. 32(BOSJ 32)」が開幕。全20選手がA・Bブロックに分かれてリーグ戦を行い、各ブロック1位の選手が6月1日・大田区総合体育館で優勝決定戦を争う。
この日、BOSJ初出場となるDDTのMAOが嘉藤匠馬、タイガーマスクと組み、マスター・ワト(2年ぶり5回目の出場)、田口隆祐(2年ぶり21回目の出場)、ケビン・ナイト(3年連続3回目の出場)とタッグ対決。
MAOの登場に観客から大声援が送られる。その声に応えるように、MAOはリング狭しと躍動。翌11日、岩沼大会で公式戦を戦うケビン・ナイトに打点の高いドロップキックを放ち、存在感を示した。
試合は、2年ぶりのBOSJ制覇を狙うワトが嘉藤を通天閣ジャーマンで沈め、勝利を収めた。
試合後、MAOは「先月言った通り帰ってきました、新日本プロレスのリングに。今日は公式戦がなかったけど、公式戦からあふれたタッグマッチも楽しみにしていた」 とコメント。
さらに「反対側にマスター・ワトがいたんですけど、同い年なんで勝ち上がってきてほしい気持ちもある。でも向こうのブロックは藤田晃生か高橋ヒロムとすごい当たってみたい」 と語り、今後の対戦への期待を寄せた。
そして「明日から始まる俺の公式戦。ケビン・ナイト、また明日ね。楽しみにしてる。また帰ってくるで、新日本プロレス。24時間後ぐらいかな……」 とMAO節を炸裂させ、バックステージを後にした。
記事/まるスポ編集部