【全日本】綾部蓮がBブロック突破へ前進!チャンピオン・カーニバル2025、札幌大会の行方は?

「2mの恐怖味わわせてぶっ潰してやる」と綾部。(写真は以前のもの)

5月10日(土)〜11日(日)、アパホテル&リゾート札幌で「チャンピオン・カーニバル 2025」が開催される。Aブロック・Bブロックに分かれたトーナメント戦もいよいよ大詰めを迎え、札幌大会ではBブロックの優勝者決定トーナメント進出者が決まる。

5月6日後楽園大会では、Bブロックの注目カードとして綾部蓮 vs 大森北斗のシングルマッチが行われた。綾部は身長2mの類稀なる体格を持つ。

一方、北斗は身長177cmとヘビー級選手が多い全日本プロレスの中では小柄だが、エルボー一発で相手をKOさせるほどの圧倒的なパワーを誇る。

4月28日高松大会では、綾部のコメント中に北斗が乱入し「身長しか取り柄のないゴミが」と挑発し張り手を放った。

その後、SNS上でも「2mの日常はお前(北斗)が経験することはない」「お前(綾部)は俺(北斗)がかっこよすぎて3mに見えるだろう」とバトルを続け、“身長差23cm” の2人の対決は一層注目を集めた。

高松大会終了時点で、綾部・北斗ともに勝ち点4。この試合は、お互いにとって勝ち点を伸ばすための重要な一戦となった。

綾部は上からの攻撃、北斗は下からの攻撃で試合を展開。北斗が投げキッスで挑発すると、綾部は北斗の頭を撫でてやり返すなど、心理戦も繰り広げられた。綾部はリングに寝転がる余裕の姿勢を見せるも、北斗がDDTで反撃し、綾部を投げる。

コーナーに登った北斗を綾部が捕え、デッドリードライブで叩きつける。エルボーの打ち合いを経て、北斗はドラゴン・スープレックスを決めるが、ナルシストプレスを放つと綾部が剣山で回避。 最後は綾部が北斗の顔面にドロップキックを浴びせ、デスルーレットでフィニッシュ。北斗から3カウントを奪い、勝利した。

敗れた北斗は「お前のせいで俺の決勝進出は絶望的になってしまった。お前、覚えとけよ。テメエが177cm以下になるまで俺はつけ狙うぞ!」と悔しさを滲ませるコメントを残した。

一方、勝利した綾部は「これが2m綾部蓮と、177cm大森北斗の大きな差だ。身をもって感じただろ。これで3勝3敗、まだまだ分かんねえな。大森北斗、そして別ブロックの大森北斗軍、全員厳しいんじゃないのか?今後も大森北斗と北斗軍、2mの恐怖味わわせて、ぶっ潰してやるよ」と余裕を見せた。

綾部は勝ち点6となり、札幌大会へ駒を進める。10日は菊田円、11日はマイク・D・ベッキオとの対戦。連勝して18日大田区大会の優勝決定戦に辿り着くことができるか。Bブロックはまだまだ混戦状態が続いており、札幌大会で優勝決定トーナメント進出者が決まる。

<インフォメーション>
「チャンピオンカーニバル2025」が開幕中。5月10日(土)・11日(日)はアパホテル&リゾート札幌にて開催。5月18日(日)は大田区総合体育館で優勝決定戦が行われます。詳しくは全日本プロレスWEBサイトをご覧ください。

文/藤本桃子

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