11.12両国国技館大会で、平田一喜vs高橋ヒロムのシングルマッチが決定した！
新日本プロレスは2010年から2012年まで「NEVER」、DDTプロレスは2010〜2011年まで「月刊若手通信」という若手育成プロジェクトを立ち上げ、他団体の若手選手も出場。そこで平田とヒロムはバチバチ戦っていたのだ。
バックステージで平田は、「まさか、土井さんがあんなに“平田”してくるとは思わなかったのでちょっと焦りましたけど。ダンスもめちゃ上手いじゃないですか、びっくりしちゃった。土井さんファンも新たな土井さんが見れて良かったんじゃないかと」「そして、高橋ヒロムさん、いきなりきちゃうから。今日は防衛して挑戦者が現れなかったらベルト云々じゃなく、DDTとか新日本とかも置いといて、一人の平田一喜として高橋ヒロムというレスラーと。また、新木場で戦った時の夢の祭典の続きをやりたいと思っていたので、とにかく11月の両国で決まったので、もう『ヒロムさん、よろしくお願いします』というところでございます」
「ルールはＤＤＴらしい特殊なルールでやろうじゃないですか。後は平田さんが決めてくれるんじゃないですか？」という高橋ヒロムの提案に、平田が「新日本が怒っちゃうようなルールを考えておもてなししたいです。楽しみだな」と嬉しそうに話した。
「ヒロム選手といい土井選手といい、平田選手のルーツをたどるような相手との試合が続いていますが？」と質問に、「正直、僕、ドラゴンゲートの練習生の時は、あの世代の方は雲の上の存在だったので、こうして組んだり戦ったりしてタイトルマッチまでいくとは、人生面白いですよね～。長くやるもんだなと思いました。平田も“平田”が楽しいなと最近思ってきました」
高橋ヒロムに挑戦表明したことに関しては「ジュニアの祭典、楽しかった。受け入れてもらえたっていうのも嬉しかった。ヤングライオンの時に、僕も高橋ヒロムさんとやらしてもらってたんですけども、その途絶えていた点が、また線となって繋がったことに、なにかあるんだなと感じたところもあったので。やっぱり一回で終わっちゃうのは寂しいので、『楽しいことやろう表明』でやります！」
全試合結果
【大会名】DDT BIG BANG 2023
【日時】2023年9月9日
【会場】東京・大田区総合体育館
【観衆】1363人
▼オープニングマッチ 30分一本勝負
○高梨将弘＆アントーニオ本多＆イルシオン vs 夢虹●＆須見和馬＆瑠希也
8分21秒 回転十字架固め
▼第二試合 フェロモンズvs討伐隊最終完全決着戦！スペシャルシングルマッチ～解散コントラ副社長 時間無制限一本勝負
●飯野“セクシー”雄貴 with 男色“ダンディ”ディーノ vs 彰人○
12分9秒 ヨーロピアンクラッチ
▼第三試合 30分一本勝負
HARASHIMA＆○樋口和貞＆高尾蒼馬 vs 納谷幸男＆高鹿佑也●＆正田壮史
10分45秒 体固め
※ドクターボム
▼第四試合 DDT EXTREME＆アイアンマンヘビーメタル級両選手権試合～人類みな平等！平田一喜デスマッチ 60分一本勝負
＜EXTREME王者＞○平田一喜 vs 土井成樹●＜アイアンマン王者＞
9分28秒 奇跡を呼ぶ一発逆転首固め
※土井がアイアンマンヘビーメタル級王座防衛に失敗、平田が第58代DDT EXTREME王座3度目の防衛に成功するとともに第1576代アイアンマンヘビーメタル級王者となる。
▼第五試合 KO-D6人タッグ＆全日本プロレスTV認定6人タッグ両選手権試合 60分一本勝負
＜王者組＞○坂口征夫＆赤井沙希＆岡谷英樹 vs 宮本裕向●＆木髙イサミ＆ラム会長＜挑戦者組＞
12分4秒 片エビ固め
※神の右膝。Eruptionが第52代KO-D6人タッグ王座3度目の防衛に成功するとともに第6代全日本プロレスTV認定6人タッグ王座2度目の防衛に成功。
▼第六試合 史上初！時間差スクランブル・バンクハウス電流爆破6人タッグデスマッチ 30分一本勝負
大仁田厚＆○ヨシ・タツ＆小嶋斗偉 vs 秋山準＆高木三四郎●＆岡田佑介
9分12秒 エビ固め
※※サンドイッチ式電流爆破バットフルスイング
▼第七試合 KO-Dタッグ選手権試合 60分一本勝負
＜王者組＞火野裕士＆●大石真翔 vs 藤田ミノル＆KANON○＜挑戦者組＞
12分54秒 ジャストコブラツイスト
※Ωが初防衛に失敗、藤田&KANONが第79代王者組となる。
▼セミファイナル スペシャルタッグマッチ 30分一本勝負
KONOSUKE TAKESHITA＆●佐々木大輔 vs 上野勇希○＆MAO
23分9秒 片エビ固め
※BME
▼メインイベント KO-D無差別級選手権試合 60分一本勝負
＜王者＞○クリス・ブルックス vs 入江茂弘●＜挑戦者＞
27分36秒 片エビ固め
※プレイングマンティスボム2連発。第81代王者の初防衛戦。
＜インフォメーション＞
チケット等、詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
DDTプロレスリング X(旧Twitter)
文／黒澤浩美
写真提供／DDTプロレスリング
