【カヌースプリント 藤嶋大規】子供たちの前でカヌーを漕いで終わりたい(前編)

カヌースプリント競技でロンドンオリンピックと東京オリンピック出場経験を持つ藤嶋大規さん。昨年3月に現役引退を表明し、現在は所属する自衛隊体育学校でコーチスタッフとして後進の育成にあたる。その藤嶋さんが1月に行われる第3回オンラインエルゴ大会に出場!今回、藤嶋さんの半生を振りかって頂きました。

生い立ち

――今回はお忙しい中、お時間頂きありがとうございます。生い立ちからお話を伺いたいのですが、藤嶋さん生まれはどちらですか?

藤嶋:山梨県富士河口湖町です。合併前は上九一色村という名前でした。本当に何もないところで、人より牛の数が多いんじゃないかと(苦笑)。そこで父母と兄と妹の5人家族で生活していました。

小さい頃は外で遊ぶことが多かったですね。身体も大きくなかったです。

――現在の身長は177cmですよね。いつ頃から身長が伸び始めたのですか?

藤嶋:高校2年くらいから伸びました。

――それはカヌーの影響もあったのでしょうか?

藤嶋:どうでしょう。カヌーは小学4年から始めました。ただ小さい頃は全国大会優勝とか華々しい活躍は全くなかったですね。

――山梨県の藤嶋さんの住む地域はカヌーが盛んでしょうか?

藤嶋:カヌー会場として山梨県の富士五湖は小学生の全国大会、高校選手権やインターハイなど様々な大会が開催されていました。そこに上九一色カヌークラブがあり、友達と加入したのがカヌーを始めたキッカケです。

進学した中学校は部活の選択肢が少なかった。球技をやりたい人はバレー部。スポーツが苦手な人は文化部。もう一つがカヌー部でした。

――3択だったのですね。

藤嶋:そうなんですよ(苦笑)。自分は小学校でカヌーをしていたので、なんの迷いもなくカヌー部に入りました。

――はじめてカヌーを漕ぐ人が競技用カヌーに乗るとバランスが取りにくく水の中に落ちやすいですよね。

藤嶋:僕は最初、下が平らになっている初心者用のカヌーからスタートしました。ただ中学に入る前、若干乗りやすいレーシング艇に移行しました。これがバランスを取るのが難しく水の中に「ボッチャン」と何度も落ちました(笑)。ちゃんと乗れるまで1ヶ月はかかったと思います。

――以前、大学からカヌーを始めた方に話を聞いたら、水に落ちなくなるまで3ヶ月近くかかったと話してくれました。

藤嶋:多分、子供の方が早く乗れると思います。成長すると身長も大きくなり体重も重くなります。その分、バランスが悪くなる。そういう意味では早い時期に取り組んだ方が良いですね。

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