46歳の左腕・石川雅規がようやく一軍に上がった(写真はイメージ)
ヤクルトの石川雅規投手が、27日の巨人戦(神宮)で今季初登板・初先発を務める。
46歳で球界最年長の石川は、プロ25年目のシーズンを送っている。3月に上半身のコンディション不良で緊急降板して以降、一軍からは遠ざかっていた。
4月22日に二軍で実戦復帰すると、先発と中継ぎの両方で登板。8月15日の日本ハム戦までファームで10試合に登板し、調整を続けてきた。
今季の二軍成績は0勝2敗、防御率7.83。数字だけを見れば厳しい内容で、安定して抑え込む登板が続いたわけではない。それでも故障後に実戦へ戻り、登板を重ねながら今回の一軍合流までたどり着いた。
石川は秋田商高-青山学院大を経て、2001年に当時のドラフト自由枠でヤクルトに入団した。新人だった02年に12勝を挙げて新人王を獲得し、08年には12勝で最優秀防御率のタイトルを手にするなど、長年ヤクルトの先発陣を牽引してきた。
身長167cmの体格もあり、入団時の監督でチームの大先輩である若松勉氏にあやかって”小さな大投手”の名をほしいままにしてきた。
昨季は8試合に登板して2勝を挙げ、02年から続く連続シーズン勝利のプロ野球記録を「24」に伸ばした。今季も白星を挙げれば25年連続となる。
歴代では工藤公康氏と山本昌氏、三浦大輔氏が23年連続で勝利を記録したが、石川が今季も勝利をつかめば自らの記録をさらに更新する。
そして、石川が長年目標として掲げてきたのが通算200勝である。
昨季終了時点で通算188勝を積み上げ、節目までは残り12勝。近年は一軍での登板機会が減少しており、200勝までの道のりが決して簡単ではないことも事実。
22年は6勝を挙げたものの、23年は2勝、24年は1勝、昨季も2勝。かつて11年連続で規定投球回に到達した左腕も、近年は限られた登板機会の中で白星を積み重ねる状況だ。
プロ25年目・46歳となった小さな大投手は、自らの記録を「25年連続」へ伸ばし、大きな目標へ一歩前進することができるか。今季最初の登板に期待が高まっている。
記事/まるスポ編集部
