
凱旋試合を自らの白星で故郷に錦を飾ったHARASHIMAが「やっと、開催できた凱旋大会。本当に皆さんありがとうございます。真壁さん、自分の記念すべき試合とか節目に出ていただいて、この言葉を言いたかった。“サンキューな!”」と言うと、真壁はニヤリ。
そして、HARASHIMAが「今日、青梅に初めて来られた方、初めてプロレスを見た方、楽しかったですか?」と問うと、場内から万雷の拍手。さらに「ここまで来るのは本当に大変で、皆さんの力があったから開催できました。せっかくいいイベントができたんだから、今回で終わらさずに、もっと続けて、またやっていきたいと思います。青梅大会、やってやるさー!そのときはみんな見に来るさー!そしてバッチリ勝ってやるさー!何でかって、それは鍛えてるからだー!」と締めくくった。

バックステージで真壁は「今日はホントに感無量というか。彼もDDTプロレスを広めるために必死に頑張ってるのが分かるし。お客さんも応援してるし、背中を押してくれてるし。それがリアルだと思う。数年前に彼、彼の仲間に辛らつなこと言ったけど、その部分が続けてなかったら追い付かない。練習続けたから追い付いたんで。HARASHIMAから声を掛けてもらって、リングに上がって、俺的には最高の思い出。今日のメインはどこに出しても恥ずかしくない試合だった」と感慨深げ。
HARASHIMAは「先輩たちからありがたい言葉いただいて。真壁さん、学プロの頃から、僕たち知り合ってから30年経ちました。学生プロレスで基礎体力やって、受け身取って練習して。お互いプロ入って、30年経って、同じリングに立てて。ずっと青梅で試合したいと思ってきて、叶わなくてダメだったことがみんなの協力でできて。思い入れのあるメンバーと試合できて幸せです。お客さんが見に来て良かったとか、楽しかったとか思ってくれたらうれしい。DDTファンの人が初めて青梅に来てくれて、青梅を知ってもらえたならうれしいし。これだけ盛り上がったなら、毎年のイベントとして続けていきたいと思いました。みんなの応援の力を本当に感じました」としみじみと語った。