【新日本】棚橋号泣!ゲイブ・キッドが激闘制し王座初防衛! 秘められたエースとの絆

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【写真】ゲイブ・キッド、バックステージコメント(全文)

バックステージコメント(全文)

ゲイブ「(※スタッフに対して)コレ(グローバル王座)を綺麗に置いてくれないか?アリガトウ。俺はこの瞬間を復帰した3年前から考えてきた。まるでおとぎ話のようなもので、感傷的になりすぎた。性格が丸くなったと言われるけど、どうでもいい。俺は夢の人生を築き上げたんだ。リングで言ったことは本心だ。病気の時ヒロシ・タナハシが毎日FaceTimeをしてくれなかったら俺は生きていなかったかもしれない。俺が意味不明なことばかり言っていた時だ。アイツは新日本を救った男だ。2008年、新日本を救った。俺が新日本にいたのもちょうど新日本が最も厳しい状況にあったコロナ禍の時だ。道場に1年半いて、俺は常に自分が棚橋のレベルまで到達できると思っていた。他のヤツらに何を言われても、自分が置かれた立場がどうであれ、俺はトップまで行けると信じてた。そして実際、成し遂げた。自分の力で。もちろん仲間たちのサポートもあってこそのことだ。それに加えてビジョンを持つ必要がある。人生を変えたいのであれば、何もせずに泣いているだけじゃダメだ。俺も退院した後がそうだった。それでどうなった? 何も起きなかった。キャリアは停滞して、他のこともうまくいかなかった。時間は止まらないんだ。誰のためであっても、時間は止まらない。だから何かが欲しければ、情熱と目的を持って行動に移さないといけない。実際、俺は長い間人生をムダにしていた。出来ることはわかっていたのに、自信がなくて、いつ爆発するか分からない危険な状況だった。そしてどうだ? たった今俺はエースを倒した。新日本プロレスと聞いたら話題に上がる男だ。そいつに俺は勝ったんだ。正直、俺は今自信に満ちている。倒そうと思ったら10分で倒せた。だけど俺はアイツに火をつけたかった。昔の棚橋が欲しかったんだ。前にも言ったけど、アイツの身体はボロボロだけど魂は違う。そして俺はアイツに全力を尽くして欲しかったんだ。そして実際にあと少しでやられるところだった。あのハイフライフローの後、終わったと思った。息が出来なかった。でもそんなアイツとリングで対峙したかったんだ。そして次に考えてることは『G1 CLIMAX』だ。まさしく、チャンピオンズリーグだ。最高の中の最高を決める場所。アメリカのプロレスなんて興味ない。俺はただ楽しむためにアイツらを殴り倒し、金を稼いでるんだ。そんなことどうでもいい。これは『G1 CLIMAX』だ。このトーナメントが全てなんだ。本当の最強を決める場所。俺は確実にキツいブロックに入れられた。でもここで明言しよう。それで良かった、素晴らしいよ。以前は新しいことに挑戦するのが怖かった。疲れるのが怖かった。でも今はそれが良いと思う。なぜなら真の姿が明らかになるから。止めるのか、それとも進み続けるのか? ゲイブ・キッドは最後まで進み続ける。『G1 CLIMAX』決勝まで行く。そして制覇する。そしてこの王座と一緒にIWGP世界ヘビー級王座を掲げるぞ。サイゴーのこの身体を見てくれよ。最高のコンディションだ。(※サッポロビールを手に取るが、戻して)アルコールゼロのビールが必要だ。カンパイ、アリガトウ」

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