【新日本BOSJ】金丸義信がH.O.T介入で勝利!藤田晃生は無念の3連敗

藤田晃生は3連勝後、悪夢の3連敗

20日、Gメッセ群馬にて『BEST OF THE SUPER Jr.32』第7戦が開催。第6試合では、Aブロック・藤田晃生(3勝2敗=6点)vs 金丸義信(2勝3敗=4点)が対戦した。

昨年のBOSJでは、出場選手中最年少の藤田(22)が最年長の金丸(48)に勝利しており、この日の試合は金丸がリベンジに燃える一戦となった。(今年のBOSJ出場最年少は19歳のニック・ウェイン)

昨年のBOSJでは藤田晃生(右)が金丸義信(左)に勝利している

試合は、ゴングを待たず金丸の奇襲攻撃でスタート。場内がどよめく中、藤田もミサイルキックからジャーマンで応戦し、流れを引き寄せかけたが、金丸が場外戦へ持ち込むと、藤田の左腕を鉄柱やマットに叩きつけ、徹底的に攻め立てる。

続けてアームブリーカー、ニードロップと容赦ないダメージを藤田の左腕に負わせ、試合を自らの土俵に引きずり込んだ。

H.O.Tの介入により、藤田は白星を逃した

試合終盤、藤田がジャーマンから必殺・Abandon Hopeを狙うも、金丸は首固め、サムソンクラッチで切り返す。かろうじて切り抜けた藤田はトラースキックを金丸のアゴにヒット。

さらにThrill Rideを狙うが、突如ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)が乱入。観客からのブーイングと「帰れ!帰れ!」コールが響く中、SHOのローブロー、裕二郎のケイン攻撃が藤田を襲うと、最後は金丸のタッチアウトが突き刺さり、3カウントを奪った。

Aブロック3勝3敗(6点)金丸義信はリーグ戦優勝に向けて闘志を燃やす

試合後、金丸は「オイ、これに文句ねぇだろう。俺らの試合はどういう試合か見てりゃわかるだろう、普段からよ、オイ。それとリーグ戦優勝だろう。ベルト獲ってもそんなの世代交代じゃねぇからな、オイ。テメーの力で引っ張り上げてみろ。話はそっからだ」とリーグ戦優勝に闘志を燃やす。

一方、藤田は「オイ、これが、これがお前らのやり方だったよな、なぁ。この借り返しに行くぞ。今からでも行ってやる、コノヤロー」とH.O.Tの介入に勝機を奪われ悔しさを露わにする。

この日の試合を終え、Aブロックはマスター・ワトが4勝2敗(8点)で単独首位。藤田、金丸、KUSHIDA、高橋ヒロム、フランシスコ・アキラ、クラーク・コナーズ、ロビー・エックス、ドラゴン・ダイヤの8選手が3勝3敗(6点)で横一線の展開となっている。

BOSJ32は折り返しを迎え、熾烈なリーグ戦はさらに加熱していく。ジュニアの頂点を決める強者たちの戦いは、まだ終わらない。

記事/まるスポ編集部

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