
17日、ガトーキングダムサッポロ・「Marigold Rising Spirit 2025(昼)」のメインイベントにて、林下詩美&ビクトリア弓月 vs MIRAI&岩谷麻優のタッグマッチが行われた。
この試合は、24日国立代々木競技場・第二体育館で開催される「マリーゴールド1周年記念大会」のマリーゴールド・スーパーフライ級王座(弓月 vs 岩谷)、ならびにマリーゴールド・ワールド王座(詩美 vs MIRAI)最後の前哨戦。

試合は、詩美とMIRAIの因縁対決からスタートし、詩美&弓月の姉妹タッグが息の合った連携で岩谷を圧倒する。だか、MIRAIがカットに入り流れが一変。岩谷&MIRAIのコンビネーションが冴え弓月を追い込むと、岩谷が「どうした弓月やり返してこいよ!」と弓月を挑発する。
劣勢の弓月はコルバタで体勢を立て直すと詩美にタッチ、再び詩美とMIRAIの一騎打ちに。詩美のパワーとMIRAIの気迫がぶつかり、場内の緊張は最高潮に達する。

終盤には、ロープ際の岩谷に弓月がドロップキックで追い詰め、「決めるぞ!」叫んで気迫を見せるが、岩谷がジャーマンで反撃。だが、トラースキックの応酬で両者ダウンし、最後は詩美とMIRAIが三たび激突する。
MIRAIは怒涛の攻撃で詩美を追い詰めると、ラリアット連発から魂の一撃「レフトハンド・ラリアット」が炸裂。ついに詩美から3カウントを奪取!
代々木でのワールド王座戦を前にMIRAIが堂々たる勝利を収めた。

試合後、弓月は「あの時とは違う成長した弓月を今日一日で麻優さんに彫み込めたんじゃないかと思ってます。でも代々木大会はもっともっと違うビクトリア弓月を麻優さんに見せつけるんで、麻優さん覚悟しといてください。」と自信たっぷりに話す。
岩谷は「久しぶりに弓月と戦って技の威力がすごく増してるなと。バックドロップが今までに食らったことのない衝撃でちょっとやばいなって思いましたね。自分と同じような技ではクオリティでは自分が負けることはないと思ってるんですけど、気をつけて戦いたい。」と弓月への危機感を口にした。

一方、詩美は「前哨戦で最後取られたのは非常にまずですね。でもこれはタイトルマッチじゃないんで、負けたのはチャンピオンとして痛手ですけど、代々木大会は、このベルト絶対MIRAIから守る!」と王者として次の舞台に確固たる覚悟を見せる。
MIRAIは「前哨戦負け越していたんですけど、今日本人(詩美)からスリー取ったんで、5月24日はベルトを取りたいと思います!」とワールド王座奪取へ大きく意気込み語った。
王者詩美にMIRAIが勝利し流れは大きく動いた。だが、本当の勝負はこれからだ。5月24日、代々木のリングで新チャンピオンは誕生するのか?注目だ。
<インフォメーション>
5月24日(土)代々木第二体育館でマリーゴールド1周年記念大会「Shine Forever2025」が開催。詳細はマリーゴールド公式ウェブサイトをご覧ください。試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
写真提供/マリーゴールド