
11日、ジュニア最強戦士が集う祭典「BEST OF THE SUPER Jr. 32(BOSJ 32)」が田口隆祐の地元である岩沼市総合体育館で行われ、Bブロック公式戦、田口隆祐と石森太二が激突。
地元・岩沼市のPR大使を務める田口は、同じく宮城県多賀城市出身で昨年「BOSJ31」準優勝の石森太二と、互いの出身地の誇りを懸けた戦いに挑んだ。

試合は石森が田口の左肩に一点集中攻撃。さらにコーナーマットを外し、むき出しの金具に田口の肩をぶつけるという執拗な攻めを展開。
苦悶の表情を浮かべる田口だったが、地元・岩沼市民の声援を受け、最後はオーマイアンドガーアンクルが決まり、石森がギブアップ。宮城対決は田口に軍配が上がった。

試合後、田口は「佐藤淳一岩沼市長をはじめ、岩沼市のみなさま、教育委員会、たくさんのご協力、感謝申し上げます、ありがとうございます!」と大会開催に尽力した関係者へ感謝の言葉を述べた。
「たくさん子どもたちが観戦に来てくれました。みんなの楽しみの一つにプロレスが加われば、それは一番の喜びです」とプロレスを通じた地域活性への思いを語る。
「僕をはじめ、対戦相手の石森選手、YOH選手、MAO選手、宮城県出身レスラーです。宮城県出身レスラー、たくさんいます!たぶん、みなさんに一番有名なのは斉藤ブラザーズでしょう」と話すと会場は爆笑の渦に包まれた。

最後は「新日本プロレスは “後藤革命”が行われています。IWGPのGは後藤のG。『BEST OF THE SUPER Jr.』の“THE”の“T”は田口のTです!岩沼、大好きで~す!」とユーモアたっぷりに締めくくった。
田口は地元・岩沼での歓声を背に“田口革命”を巻き起こし、BOSJ初戦を白星で飾った。2012年以来の優勝を目指し、この勢いのままジュニアの頂点へ突き進む!
記事/まるスポ編集部