
11日、スターダム後楽園「STARDOM in KORAKUEN 2025 May.」が開催、IWGP女子王者・朱里とセンダイガールズワールドジュニア王者・さくらあやが激突。試合後、IWGP女子王座を狙うSareeeが登場し、朱里に対戦を迫った!
朱里は、空手をバックボーンに持ち、プロレスだけでなくキックボクシングや総合格闘技でも活躍。さくらも糸東流空手の有段者。
試合も蹴り合いからスタート。しかしグラウンドは朱里が主導権を握る。キックのコンビネーションで勝機を掴もうとするさくらだが、朱里はハイキックで流れを変える。最後は朱雀(変形羽根折り式脇固め)がガッチリ決まり、さくらがギブアップ。朱里が勝利した。

するとIWGP女子王座を狙うSareeeが登場。
Sareeeは「私との試合いつになったら決まるんですか?初防衛戦の相手、私の挑戦受けるってOKしましたよね?」と対戦を要求する。
すると朱里は「いつでも準備はできている」とアンサー。Sareeeは「次のビッグマッチ、6月21日代々木で私とやれよ!」、すると2人のやり取りを遮るように映像が流れ、イギリスのプロレス団体EVEのアレックス・ウィンザーが「6月6日、私と戦え!」と一方的に挑戦表明。
Sareeeとアレックスの板挟み状態の朱里は「いつなんどき、誰の挑戦でも受けたい…」とIWGPの創始者・アントニオ猪木の言葉を引用しながら、しどろもどろ。
朱里の態度に対してSareeeは「初防衛戦、私とやるっていっただろう。約束一つ守れねぇチャンピオンなのかよ!」とぶち切れ。
朱里はSareeeをなだめるように「そこはごめん…なんだけど、(6月6日)しっかり勝って6月21日やるから待ってよ。IWGP(女子王座)の価値を高めてくるから。いいかな?」

「やるやる言って何も発表されないし、IWGP実行委員会?スターダム?岡田社長?誰が決めているか分からないけど、しっかり正式に6月21日決めてくださいよ」とSareeeの怒りの矛先は岡田社長にも向けられる。
岡田社長は「分かりました。しっかり来週中に発表します」とコメント。
朱里は「(岡田社長)6月21日お願いしますね。(Sareee)このIWGPのベルトを懸けてもちろん6月6日防衛してくるから、安心して楽しみに待ってろよ」とIWGP女子ベルトを掲げた。
IWGP女子王座を巡る戦いは、6月6日・アレックス戦、6月21日・Sareee戦へと向かう。朱里はイギリスで王座を防衛し無事にIWGP女子王者としてSareeeの挑戦を受けられるのか。
記事/まるスポ編集部