
5月4日(日)、後楽園ホールで「Marigold Rising Spirit 2025」が開催され、“女子プロレス界のアイコン”岩谷麻優が、“女子プロレス界の人間国宝”高橋奈七永を26分19秒ウラカン・ラナで破った。
試合後、岩谷と高橋が互いの闘いを称え、抱き合う感動的な場面に突如現れたのはビクトリア弓月だった。
弓月は「麻優さんがマリーゴールドに来てくれて、本当に嬉しいです。でも、麻優さんが私の持つスーパーフライ級王座を狙っていると聞きました。ぜひ、挑戦してください。この1年間で大きく成長したビクトリア弓月が、麻優さんの挑戦を受けます!」と自らの王座への挑戦を促した。

続けて「スーパーフライのベルトは、55キロ以下、15分一本勝負。しっかり頭に入れておいてください」と試合ルールを説明。
すかさず岩谷は「ベルトはどこにあるのかな?チャンピオンベルト、なんで持っていないの?」と弓月の手元にベルトがないことを指摘。さらに「大好きな麻優の試合を見るために、一生懸命セコンドについていたから忘れちゃったんだ。控え室に置いてきちゃったんだね」と畳みかけ、口撃の手を緩めない。
岩谷はさらに攻める。「今日の試合、間近で見てたよね?弓月、1年で成長したかもしれない。でも、岩谷麻優はもっともっと高いところにいるよ。いつやる?」とプレッシャーをかける。
弓月はロッシー小川氏に「いつ、ベルトを賭けて試合ができますか?」と問いかけるも、返答はない。

すると岩谷が「未定らしいね」と小川氏の意を汲み、「せいぜい、その日までチャンピオンベルトをしっかり守っておいてね。正々堂々と逆に受けてやりますよ!」と強く言葉を発し、弓月と力強い握手を交わした。
岩谷の入団によって動き始めた新たなストーリー。岩谷は公約どおり、マリーゴールドで“グランドスラム”を達成するのか?それとも、成長著しい弓月が岩谷を踏み台にするのか?
<インフォメーション>
5月24日(土)代々木第二体育館でマリーゴールド1周年記念大会「Shine Forever2025」が開催。詳細はマリーゴールド公式ウェブサイトをご覧ください。試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。
記事/まるスポ編集部
写真提供/マリーゴールド