【ノア】AMAKUSA&宮脇純太、GHCジュニアタッグ王座二度目の防衛ならず。「AMAKUSAさんともう一度ベルトを取り返して、何度も防衛したいです!」

二度目の防衛を逃したAMAKUSA(左)と宮脇純太(右)

5月4日両国国技館にて、「プロレスリング・ノア25周年記念大会 MEMORIAL VOYAGE」が開催。第一試合はGHCジュニアタッグ王座をかけ、AMAKUSA&宮脇純太の “アマミヤ” タッグに、ドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフが挑戦。

アマミヤは3.22後楽園大会でHAYATA&YO-HEYからGHCジュニアタッグ王座を奪取。4.14後楽園大会では、一度敗れた政岡純&ガイア・ホックスから執念の勝利を挙げ、初防衛に成功した。

そんなアマミヤが25周年記念大会で挑戦者に指名したのはドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフの “ルチャ兄弟” 。2023年にはGHCジュニアヘビー級タッグ王者を戴冠したこともある実力者。

試合は序盤、宮脇とドラゴン・ベインのスピード戦。AMAKUSAはアルファ・ウルフにアームドラッグで対抗。

ルチャ兄弟の連係に苦戦するアマミヤ。AMAKUSAのトップロープからのヘッドシザーズホイップはキャッチされDDT。宮脇はルチャ兄弟からムーンサルトの連投を受けてホールドされるもAMAKUSAがカット。

宮脇が場外に落としたルチャ兄弟に、AMAKUSAが天船で反撃。宮脇とベインの一騎打ちが続く。宮脇がベインにパッケージ・ジャーマンスープレックスを決め込むも、最後はベインのサンタマリア(変形ドライバー)で3カウント。ベルトの移動を許した。

王座を戴冠したドラゴン・ベイン(左)とアルファ・ウルフ(右)

試合後、AMAKUSAは「悔しいが、完敗でございました。我らにも確かに勝機はあった。だが、あまりに高い。己らが力をつけ、太陽がまた輝くとき、挑ませていただきます。」とコメント。

「AMAKUSAさんともう一度ベルトを取り返して、何度も何度も防衛したいです!」と悔しさ滲ませる宮脇に、AMAKUSAが「違う!そのようなときはなんと申すのだ!?」と一喝。

宮脇は「その問いかけ、愚問ではござらぬか」とAMAKUSAに手を伸ばす。「そう!決して歩みを止めませぬ」AMAKUSAは宮脇の手を取り、退場した。

宮脇にとって、指名したルチャ兄弟は “ヒーローになるべく乗り越えたい壁” だったはずだ。それは今回叶わなかったが、数多の困難が待ち受けていることはきっとアマミヤの想定内。より強くなって再びベルトを巻く姿を見せてくれるだろう。またすぐ陽は昇る。

<インフォメーション>
5月9日はライトキューブ宇都宮、10日は横浜ラジアントホール、11日はところざわサクラタウンで、「SUNNY VOYAGE 2025」が開催。詳細はプロレスリング・ノア公式サイトをご覧ください。試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEでお楽しみください。

記事/藤本桃子

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