4月27日、横浜アリーナで「ALL STAR GRAND QUEENDOM 2025」が開催され、スペシャルシングルマッチとして、玖麗さやか vs テクラの一戦が行われた。
テクラは、かつてジュリア率いるユニット「ドンナ・デル・モンド（DDM）」に所属。今年1月のDDM解散をきっかけに長期欠場。その後、4月に突如姿を現し大江戸隊に加入。ヒールターンを果たし、「アイドルキラー」を掲げて傍若無人の限りを尽くす。
対する玖麗は、2023年12月のデビュー後、瞬く間に人気を獲得。2025年のシンデレラトーナメントで優勝し、その実力を証明。彼女の得意技であるスピアーは「ときめきスピアー」と呼ばれ、キャッチフレーズとして親しまれている。
4月24日の後楽園大会後、テクラはかねてより対戦を熱望していた岡田太郎社長をリングに呼び出し、再び試合を要求。しかし、そこに玖麗が割って入り、テクラに張り手を浴びせ「いつまでそんなふざけたことをやっているつもりですか！誰もそんなの望んでいない」と厳しく詰め寄り、シングルマッチを要求。また、玖麗が勝利した場合、テクラのコズミックエンジェルズ入りを提案した。
これに驚いた様子のテクラは、「いいよ。面白いな。テクラが負けたらコズミックエンジェルズに入ります！でもテクラが勝ったら岡田！」と条件付きで一騎打ちを承諾。その結果、急遽4月27日の横浜アリーナでスペシャルシングルマッチが組まれた。
試合は序盤からテクラが玖麗にやりたい放題の攻撃を仕掛け、リングサイドで見守る岡田社長の前で乱暴なファイトを見せる。玖麗も反撃に出るものの、キャリアで勝るテクラに押され気味。
しかし2025年シンデレラトーナメント覇者の玖麗は、ミサイルキックや得意技「ときめきスピアー」を連発し、さらに「ときめきファルコンアロー」でカウント2を奪取。最後にはダメ押しの「ときめきファルコンアロー」で3カウントを奪い、見事勝利。この瞬間、テクラのコズミックエンジェルズ入りが決まった。
試合後、岡田社長は「テクラはコズミックエンジェルへようこそ！これでアイドルになれるね」と挑発。これに怒り狂ったテクラは岡田社長に殴りかかり、さらに服を破るなどの暴挙。岡田社長は「お前はクビだ！」と宣言し、テクラに対して耳元で何かを呟いた。
その後、バックステージで玖麗は「私は2025年シンデレラトーナメントを優勝してシンデレラになりました。ワールド・オブ・スターダムベルトに挑戦させてください。それがシンデレラの願いです」と語り、その夢への決意を示した。
岡田社長が何を呟いたのか？テクラの今後はどうなるのか？そして玖麗の願いは叶うのか？今後の展開に注目が集まる。
