
5月3日、両国国技館で「LINEヤフーPresents プロレスリング・ノア 25周年記念大会 MEMORIAL VOYAGE 2025 in KOKUGIKAN」が開催された。GHCタッグ王座戦では、王者ダガ&ジャック・モリス組に、挑戦者拳王&佐々木憂流迦組が挑み、拳王&憂流迦組が勝利し、第70代王者に輝いた。
長らく“不法所持”状態だったモリス&ダガ組は、4月6日大阪大会で清宮&ガレノ組を破り、正式な王者に。一方、拳王&憂流迦は、憂流迦が元日武道館で中邑真輔に敗北しながらも、拳王&KENTAと共闘し、再浮上。王座奪取に向けた前哨戦ではTEAM 2000Xの介入に苦しみ、さらに拳王がダガに入場ガウンを奪われるなど、不穏な空気が漂っていた。
記者会見では、王者チームが拳王を挑発する金髪カツラを被って登場。これに拳王&憂流迦は激怒し、大乱闘に発展。両チームともに席につくことなく終了するなど、試合前から緊張感が高まっていた。
試合では、王者組TEAM 2000Xがヨシタツと共に入場。モリス&ダガは場外の拳王&憂流迦に同時にトペ・スイシーダを決め、序盤からペースを掴む。挑戦者チームも流れを変えようと憂流迦が奮闘するも、ヨシタツの介入で劣勢に。拳王がリング内に入るも、試合はTEAM 2000X優位で展開する。
拳王はダガにオーバーヘッドキックを決め流れを変えるが、カウント3には届かず。コーナートップからのPFSもダガにかわされる。憂流迦はジャックナイフでモリスを攻めるがカウント2、拳王が加勢しダブルのサッカーボールキックも決まるが、カウント2。
最後は憂流迦がモリスをスリーパーホールドで締め落とし、GHCタッグ王座戴冠。拳王&憂流迦組が堂々の第70代王者に輝いた。
拳王は「頂点目指していこう。俺たちこのベルトでメインいこう」とさらなる高みを目指す。
<インフォメーション>
5月18日後楽園ホールで「STAR NAVIGATION 2025」が開催。詳細はプロレスリング・ノア公式サイトをご覧ください。
記事/まるスポ編集部