7月6日、後楽園で新日本プロレス「NEW JAPAN SOUL 2025」が開催され、後藤洋央紀の負傷欠場によるG1 CLIMAX Aブロック出場者決定ガントレットマッチが小島聡、石井智宏、タイチ、チェーズ・オーエンズで行われた。
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ガントレットマッチの激闘
試合は、小島聡とチェーズ・オーエンズの対戦でスタート。激しい攻防の末、オーエンズが急所攻撃からのパッケージドライバーで小島から3カウントを奪取。
続いてタイチが登場。しかし、ここでH.O.TのSANADAが突如乱入しタイチを襲撃。コスチュームを着たままの状態でゴングが鳴らされた。SANADAの執拗な介入に苦しむタイチだが、IWGPタッグパートナーの石井智宏がリングに飛び込み、SANADAを排除。この隙を突いたタイチがジャックナイフ固めでオーエンズから3カウント。
ガントレットマッチの最終戦は、IWGPタッグパートナー同士である石井智宏とタイチの一騎打ち。石井の串刺しラリアットがいきなりタイチを襲うなど、2試合目でダメージが大きいタイチは劣勢を強いられる。石井の雪崩式ブレーンバスターをカウント2で返す粘りを見せ、最後はタイチがブラックメフィストを炸裂させ、見事3カウント。後藤洋央紀に代わり、G1 CLIMAXへの出場権を手にした。
タイチ、2年ぶりのG1へ決意表明
試合後、マイクを握ったタイチは「本当に苦しくて悔しい思いをした1年だったので、再びG1が俺を呼んでくれて良かったと思います。こんな情けない俺に、しょうもない俺に大歓声いただいてありがとうございます」と、ファンへの感謝を口にした。
そして、「俺が史上初の敗者復活ドリームを掴んでやるから、今年のG1 CLIMAX、俺についてこい！」と力強く叫び、2年ぶりのG1 CLIMAXでの活躍を誓った。
記事／まるスポ編集部
