日本シリーズは24日、横浜スタジアムで開幕する
DeNAとソフトバンクが対戦する「SMBC日本シリーズ2026」は、明日10月24日に横浜スタジアムで開幕する。日本一を争う短期決戦では、球場が変わると打線の組み方も変わる。ポイントとなるのが、指名打者(DH)制度の有無だ
日本野球機構(NPB)の開催要項では、パ・リーグ出場チームの本拠地で行う試合にDHルールを採用する。横浜で予定される第1、2、6、7戦はDHなし。みずほPayPayドーム福岡で予定される第3~5戦は、両チームともDHを使うことができる。
DHなしの横浜では、投手も打順に入る。そのため、投手の打席が回ってきた場面で、続投させるか、代打を送って得点を狙うかという判断が生まれる。
例えば、好投している先発投手に、中盤の得点機で打順が回ってきたケース。続投を優先すれば、その投手を打席へ送る選択になる。一方、その先発投手に代打を送れば、先発は試合から退き、次の守備では別の投手がマウンドに上がることになる。点差や残りのイニング、ブルペンの状況まで含めた判断が必要だ。
ソフトバンクにとっては、普段DHで出場する打者をどう起用するかも注目点となる。打力を生かすために守備に就かせるのか、代打としてベンチに置くのか。守備で起用する場合は、同じポジションの選手との兼ね合いも生じる。
一方、福岡では投手の代わりにDHを打線へ組み込める。DeNAは打力を重視した選手を加えたり、守備の負担を減らしながら主力を起用したりする選択肢が広がる。誰をDHに置くかによって、守備陣や代打の顔ぶれも変わってくる。
継投の考え方にも違いがある。DHを使用している間は、通常、投手自身に打順が回らない。そのため、投手への代打起用に伴う交代を考慮せず、投球内容や球数、相手打者との相性などを中心に継投を判断できる。
ただし、DHがあるからといって、一方のチームが必ず有利になるわけではない。起用できる選手の状態や、打撃と守備のバランスによって、その効果は変わる。
横浜では、投手の打席と代打を送るタイミング。福岡では、DHに入る打者と、それに伴う守備位置の組み合わせ。球場ごとのルールの違いを押さえると、両軍の選手起用やベンチの判断も、日本シリーズの見どころになる。
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記事/まるスポ編集部

